あつべつイン

緑の森 - 記事一覧

http://muuminmama.blog79.fc2.com/

発行日時	見出し
2025.11.26	伝統伝統しきたりこういう言葉を見たり聞いたりすると難しそう・・・いろいろなしがらみもありそう・・・遠くから　眺めるような距離感だといいけれどそれを　受け継がなければならないとしたらとても　大変なのだろうと思います。北海道の魅力は　広大な自然と　海産物でしょうか？農作物も豊かです。でも　歴史は　浅い。なのでついつい隣の芝生・・・の感覚で「伝統」、「しきたり」と言う言葉に少なからず　あこがれます。冬至までの時期午後3時をちょっと過ぎるともう　夕暮れの気配。昔は　これがとっても心細かったのですがいまは　けっこう　いいなぁと思うようになりました。ずいぶん前に NHKBSで　シリーズ化されたドラマ仕立てで京都人や京都の暮らしを知ることができる番組がありました。来年の1月に新シリーズが始まる様でその放送前に　今までの回を再放送しています。京都人の秘かな愉しみこの番組を見ると京都　奈良・・・古都と呼ばれる場所で観光客としてではなく「暮らす」と言うことは　どんなふうなんだろうと遠い目で　いろいろ想像しています。
2025.11.24	ヘビーローテーション９０歳になった母は「友だちがみんな　施設に入ったり亡くなったりして　電話をしてくれる人がいなくなった」と　嘆きます。そういう言葉を　聞いてしまった娘としては　行けない日はできるだけ電話をする母の話は　お気に入りの話が何個かあってその　ヘビーローテーション・父にお酒で苦労させられたこと・親戚の　おばさんたちにつめたくされたけれど歳をとってから「あの時は　すまなかったね」と言ってもらったこと。・若いころから　食べ物にいかに気を付けていたかのあれこれ・・・。・姉の武勇伝もっと有るのですが・・・それらを聞く時は「その話、もう７５３回は聞いたよ」などと口が裂けても言ってはいけない。初めて聞いたように　「へぇ～～」「そうなの？」と驚きながら頷く。時折　質問も織り込む。いつもの母の話を聞きながら私は？と思うきっと　私も　幾度となく同じ話をしているんだろうけど自分では　気が付かない。もっと　歳をとった時どんな話を　繰り返し　繰り返ししたくなるんだろう。ここ数日　気温が上がり雪がとけました。降ったり　とけたりを切り返し　根雪になっていきます。子どもの頃はよく男の子に間違えられて・・・そのあたりの話かな。
2025.11.22	ムーミンに会いに北海道近代美術館で 10月１日から１１月２４日まで「トーベとムーミン展」が開催されています。先日　有給休暇をとって行ってきました。開催中に　２度ぐらい行けるだろうか・・・と秘かに思っていたのですがなかなか　余裕がなくギリギリセーフ。平日　正午ごろだったのですが館内は　けっこうな人。車いすの方も　何人か　観覧されていました。みんな　思い思いのスピードで静かに　見入る　トーベの絵。見終わって　通路に出るとさっき　見かけた　車いすの若い女性が長椅子で　横になっていらして側には　家族・・　それともお友達でしょうかふたりの方が　心配そうに寄り添っています。体調のいい日に大好きなムーミンを見に来たのだけれど観覧しているうちに　疲れてしまったと思われます。そしてムーミングッズを販売している場所では私と同じぐらいの年齢のご婦人とその車いすを押すご主人。「これがいいかい？それとも　こっちの方が好きかい？」と聞くご主人に奥さんは　ゆっくり　指をさして答える。きっと　奥様は　子どもの頃からムーミンが好きだったに違いない。私もです。トーベの原画は　サイズが小さいものが多かった・・・立ってみる人の目線の高さに合わせた展示は車いすからは　ちゃんと見ることができただろうか。　展示コーナーの最後のブースにムーミンの本に出てくる名言がカードになっていて「ひとり一枚　好きなカードをお持ちください」とのこととれにしょうか迷って選んだ名言「ものごとって、みんなとてもあいまいなのよ。まさにそのことが、私を安心させるんだけれどもね」　　　　　　　　　　　　トゥーテイッキ　　　　　　　　　　　　「ムーミン谷の冬」
2025.11.19	キャラメルスーパーのお菓子の棚で懐かしい　キャラメルを見つけ思わず　買ってしまいました。子どもの頃　キャラメルは遠足、スキー大会の時必ず登場した　おやつでした。その時見つけたキャラメルは当時　ちょっとだけ高くパッケージもおしゃれ大人のキャラメルと思ったのを覚えています。子どもの頃好きだったものを久しぶりに見かけると思わず買いたくなるのは「あと　何個入っているかな？」キャラメルの箱を振っている自分。スキー授業で、背中に入れていた汗とり用のタオルを引き抜いた時の爽快感。父が作ってくれたスキーの練習をするための雪山そう言うものを同時に思い出して何の責任もなくぬくぬくと過ごしていたなぁもう戻ることがないあの頃だなぁと、思いにふけるからかもしれません。やっぱり　かけがえのない時間愛おしい時間だったのは間違いないなぁだからと言ってもどりたいわけではないのですがね。
2025.11.17	頑固者「久しぶりに　みんなで集まりませんか？」と連絡が来てみんな元気かな？近況も知りたいしと思って了解と返事をしました。それなのにランチの日までにすこし気が重くなります。なぜかと言うといつものことがいつものようにできなくなってちょっとだけ　負担になることが理由なんだろうなぁと自己分析します。昨日　一緒に働いていた元同僚５人でランチをしました。笑ったり　驚いたりで楽しく過ごす。でも　「もう一軒　別の所で　甘いものでも食べよう」と、なった時　とっさに「ごめん　この後　用事があって　帰るね」と、帰ってきてしまう。頭にあったのは日曜日の午後３時好きなラジオ番組を聞きながら１週間のお助け　総菜を２，３品作るいつもの日曜日。私は　やっぱり頑固者だ。この辺を　息子たちはしっかり受け継いでいて・・・ふたりには　ほんとうに　申し訳ないと思う。なぜか　夏目漱石の　「坊ちゃん」の冒頭が浮かんできました。「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。」坊ちゃんが受け継いだのは無鉄砲なところだったなぁ・・・。