
JR新札幌駅の改札外トイレが改札内に移設される計画をご存じですか?コンコースは幅約5mから約9mへ。2028年のリニューアルで駅はどんな姿に変わるのでしょうか。現地の様子を見ながら、期待を込めて想像してみました。(2026.10.15記)
JR新札幌駅の改修工事_改札外トイレが改札内に移設へ
JR新札幌駅では、駅構内のリニューアル工事が進められています。
そんな中、2026年10月4日付の北海道建設新聞に掲載された、JR札幌駅の改札外トイレを廃止する方針についての記事を読んでいたところ、気になる記述を見つけました。
なんと、JR新札幌駅でも、改札外のトイレを撤去して改札内に移設する計画となっているのです。
「あれ?新札幌駅もそうだったの?」
……いや、実は私、すっかり忘れていました。
2025年5月に当ブログでJR新札幌駅の改修工事について紹介した際、トイレについても、しっかり書いていたのでした。
今回は、改めて現在の駅の様子を確認しながら、トイレの移設とコンコースの拡幅によって、新札幌駅がどのように変わるのか考えてみたいと思います。
2025年の記事に書いていた!新札幌駅のトイレ移設
こちらは、2025年5月15日に当ブログで掲載した記事です。
【関連記事】JR新札幌駅改修工事_2025年7月開始、2028年完成予定
この記事では、JR北海道の発表資料をもとに、駅のリニューアル計画を紹介しました。
その中に、こんな記述がありました。
古くなったトイレの設備を更新し(洋式化・ウォシュレット完備)、改札内に移設。
そうでした、そうでした!
新札幌駅のトイレは、設備を新しくしたうえで、現在の改札外から改札内へ移設される計画だったのです。
札幌駅のトイレ撤去に関する報道をきっかけに、改めて思い出すことになりました。
現在のJR新札幌駅、改札外のトイレはここ

こちらが、現在のJR新札幌駅にある改札外のトイレです(写真の右前方)。
駅を利用したことがある方なら、場所を思い浮かべることができるのではないでしょうか。
現在は改札を通らずに利用できますが、リニューアル後は改札内に移設される計画です。
つまり、これまで改札外のトイレを利用していた人は、完成後、基本的には改札内のトイレを利用することになります。
駅を利用する人にとっては、何気なく使っていた設備の場所が変わることになりますね。
コンコースの幅は約5mから約9mへ!

今回のリニューアルで注目したいのが、改札外コンコースの拡幅です。
JR北海道が2025年5月14日に公表した計画によると、改札外コンコースは通路幅と面積を拡張し、スムーズな動線の確保と混雑緩和を図ることになっています。
報道によると、コンコースの幅は現在の約5mから約9mへと広がる予定です。
約5mが約9mになるということは、単純な幅の比較では1.8倍です。
新札幌駅は、列車が到着すると、改札から出てくる人の波がコンコースに押し寄せます。
通路の幅が限られているため、時間帯によっては、人の流れが集中して窮屈に感じることもあります。
JR北海道の駅の中でも、札幌駅、新千歳空港駅に次いで乗降客が多いとされる新札幌駅。通勤・通学客だけでなく、周辺施設を訪れる人など、多くの人が行き交う場所です。
コンコースが広くなれば、こうした混雑の緩和につながることが期待されます。
【関連記事】JR新札幌駅改修工事_2025年7月開始、2028年完成予定
理髪店やキオスクがなくなったスペースはどうなる?
新札幌駅では、以前営業していた理髪店やキオスクがなくなりました。
駅構内の様子も、少しずつ変わっています。
そこで気になるのが、リニューアル後のスペースの使い方です。
改札外コンコースを約9mに広げるとして、どこまでが通路になり、どこに駅の設備が配置されるのでしょうか。
もちろん、駅には駅事務室や券売機など、通路以外にも必要な設備があります。券売機の配置や駅の機能をどのように整理するのかによっても、空間の使い方は変わってきそうです。
単純に、現在のコンコースからトイレや店舗がなくなった分だけ通路が広がる、というわけではないでしょう。
それでも、約5mから約9mへと拡幅される計画には期待したいところです。
完成後、実際にどのような空間になるのか、今から気になりますね。
トイレの移設で、駅は使いやすくなる?
コンコースの幅が拡大される一方で、トイレが改札内に移設される新札幌駅。
利用者にとっては、どのような変化になるのでしょうか。
まず、コンコースの拡幅によって人の流れがスムーズになれば、駅の使いやすさは向上する可能性があります。
一方、これまで改札外にあったトイレが改札内に移ることで、駅の利用方法によっては、少し戸惑う場面もありそうです。
現在の「新札幌駅」は、「札幌駅」のように改札内に売店や休憩スペースがあるわけではありません。特に冬期間は、屋外のホームは寒いですから、発着時間に合わせて改札を出入りするでしょう。
いいや、もしかすると、改札内で滞在しやすい環境が整えられるのかもしれません。

一方、改札外では、新札幌駅の周辺に、サンピアザやデュオなどの商業施設があります。商業施設内のトイレを利用できるため、駅の改札外にトイレがなくなったとしても、周辺にトイレがまったくなくなるわけではありません。
ただし、普段から新札幌駅を利用している人と、初めて訪れる人とでは、事情が違います。
駅のトイレを探している人にとって、どこに行けば利用できるのかが分かりやすいことも、大切なポイントではないでしょうか。
タクシー乗り場への階段はどうなる?

もうひとつ、個人的に気になっているのが、現在のトイレの前付近にある、タクシー乗り場へ降りる階段です。
現在の施設配置を見ていると、リニューアル後、この階段が拡幅されたコンコースの中に収まるような形になる可能性も考えられます。
※これは現地の配置を見て考えた個人的な推測であり、計画図などで確認できた情報ではありません。
もし、改札を出た駅構内にタクシー乗り場へ向かう階段が分かりやすく配置されれば、タクシーを利用する人にとっては便利になりそうです。
一方、実際にどのような配置になるのかは、今後の工事の進展や公表資料を確認する必要があります。
トイレの移設だけでなく、こうした駅構内の動線がどのように変わるのかにも注目したいと思います。
2028年、新しいJR新札幌駅に期待
JR新札幌駅では、耐震補強工事にあわせて駅のリニューアルが進められています。
JR北海道の発表では、駅のデザインを一新するほか、コンコースの拡幅、待合スペースの移設、トイレの設備更新などが計画されています。
駅のリニューアルは、2028年12月までの完成を目指しています。
今回、札幌駅の改札外トイレに関する報道をきっかけに、新札幌駅のトイレ移設について改めて思い出しました。
普段利用している駅だからこそ、トイレの場所が変わることや、コンコースが広くなることは、気になる変化です。
コンコースが広くなり、人の流れがスムーズになることには期待したいところ。
それと同時に、初めて新札幌駅を訪れた人にも、トイレやタクシー乗り場などの場所が分かりやすい駅になってほしいですね。
2028年に向けて、少しずつ姿を変えていくJR新札幌駅。今後も工事の進展を見守っていきたいと思います。
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