北海道議会議員 広田まゆみ オフィシャルサイト - 記事一覧
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2023.01.17 |
麻農家は日本に何戸あると思いますか?日本の伝統を守り未来につなげるために~三重県視察2日目(10月18日)
![]() ![]() 日本国内に麻農家は何戸あると思いますか?三重県で唯一の麻農家である谷川原さんご夫妻の作業場におじゃましました。たいへんな作業です。
私たち日本人の多くが、毎年一度は手を合わせる神社。神社にはしめ縄や鈴緒、お祓いのための「精麻」はかかせませんが、 なんと日本には、麻農家は10戸ほどしかいません。(現在、北海道にもゼロとなっています)その結果、化学繊維や外国産が当たり前に使用され、結果として、国産の麻製品を作る技術を継承するのは、かなり危機的状況になっています。後継者がいて、さらに、実習生を受け入れて研修できる農家さんは、栃木県の農家大森由久さん一軒だけとなっているそうです。三重県の谷川原さんご夫妻も、大森さんのところで研修をうけられたそうです。
ここに先立ち、株式会社伊勢麻の松本信吾さんのご案内で圃場も拝見。
![]() 現行法制度では、麻の圃場が特定されないように人里離れたところや、高い塀などの設置がもとめられてきました。
この8年間の毎年の免許申請の大変さなどもお話しをうかがいました。さまざまな壁を乗り越えながら、8年間、取り組み続けたみなさんに心から感謝です。 最後に、一般社団法人麻産業創造開発機構理事長でもある皇學館大学新田均教授に大学施設をご案内いただきました。 今後の産業用ヘンプの振興には、大学との連携は欠かせないものです。三重県では、三重大学が新たな品種改良などのため、試験研究を開始する予定です。北海道においても、大学や公的試験研究機関などとの連携により、麻農家や麻関連事業者の育成、振興に取り組むべきですね。 1月15日の北海道新聞社の記事をご紹介しておきます。 いろいろ宿題もいただきました。私は、北海道の自立と持続可能な発展のため、産業用ヘンプ推進は重要なポイントだと思ってきましたが、改めて、日本の伝統文化の継承にも貢献したいと思いました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。 The post 麻農家は日本に何戸あると思いますか?日本の伝統を守り未来につなげるために~三重県視察2日目(10月18日) first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.17 |
ヘンプ(産業用大麻)ってご存じですか?「大麻=マリファナ」ではありません。~三重県視察1日目(2022年10月17日)
![]() ![]() 昨日1月15日に北海道新聞に産業用ヘンプの活用推進に関する記事が出ていました。昨年2022年10月17日、「北海道議会産業用ヘンプ推進研究会」の視察で、三重県におじゃましていました。 SNSでは、視察状況を報告していたのですが、遅ればせながらですが、ブログでも、その時の視察状況を報告します。 「北海道議会産業用ヘンプ推進研究会」については、下のブログをごらんくださいね。
【北海道議会産業用ヘンプ推進研究会】8月7日 北海道の自立のために再結成 | 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ (hiromaru.jp) 「大麻」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?「マリファナ=大麻」ではありません。世界の多くの国では、THCという酩酊成分が基準以下のものは、プラスチックの代替として高級自動車の内装であったり、
地球環境や、人の健康にも優しい断熱材への使用などがされています。これらは、「産業用ヘンプ」として、いわゆる嗜好用のマリファナとは別に扱うべきですが、日本の現行法制度では、大麻草そのものを取り締まりの対象としていたので、活用は進んでいませんでした。 2022年9月、厚生労働省の第4回大麻規制検討小員会が開催され、「とりまとめ(案)」が公表。昨年から、大麻取締法の見直し検討が進められています。
大事なポイントとしては 大麻草そのものの部位規制から、実際に検査に基づく成分規制にすること。伝統的な活用だけではなく、多様な栽培目的を認める。過度な栽培規制を廃止する。などが案として示されています。 2022年6月には、閣議決定された国の骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)において この動画がとてもわかりやすいです。 大麻取締法改正へ・・・どうなる?日本の「大麻栽培」【経済記者解説】|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド) (tv-tokyo.co.jp) 産業用大麻活用推進に向けて改革が進む三重県三重県では、これまでの実践者のみなさんの苦労や、
県議会議員谷川 孝栄さんの質問などにより、
THC(酩酊成分)が一定の基準以下であれば、これまでの法のもとで、大麻栽培に求められていた防犯カメラや高い塀の設置などを求めない「大麻取扱指導者要領」の改定がすでに行われています。余談ですが、今回、三重県議会の本会議風景の動画を拝聴しましたが、北海道議会とくらべると非常に自由闊達で刺激を受けました。 伊勢麻として、日本古来の伝統文化の継承のため取り組みを進めてきた三重県の取り組みに学びながら、北海道、北海道議会として何ができるのか、北海道ヘンプ協会など実践者のみなさんとも連携して、早急に対応していかなければなりませんね。このヘンプの問題のみならず、議会改革、道政改革のモデルも、リアルな意見交換の中で学ばせていただきました。お時間いただきありがとうございました。 さて、この翌日は、早朝から実際に、伊勢麻栽培の圃場などを拝見しました。続きは、改めて。 最後まで読んでいただいてありがとうございます。 産業用大麻(ヘンプ)に関する過去のブログをここにまとめてみました。よかったらご覧ください。 産業用大麻 | 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ (hiromaru.jp) The post ヘンプ(産業用大麻)ってご存じですか?「大麻=マリファナ」ではありません。~三重県視察1日目(2022年10月17日) first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.11 |
原子力は電力需給不足、燃油高騰対策になりえるのかー明日の特別委員会の質問想定原稿を共有します。
![]() ![]() みなさん、こんにちは。ただいま、今年初めての一斉常任委員会が終了したところです。私は、経済常任委員会に所属。本日は質問はしませんでした。今までの質問の簡易議事録は、公式サイトにすべて公開していますので、よろしければ、ごらんください。 道議会議事録 | 北海道議会議員 広田まゆみ オフィシャルサイト (hiromaru.jp) 道議会の慣例により、質問通告締め切りは、前日の午後ですが、いわゆる「質問とり」という形で、事前に質問内容を渡します。私は答弁調整はしませんが、事前に、道庁側に想定原稿を渡しているので、同時にみなさんにも情報共有しています。 2023年1月 産炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会(質問想定原稿)1 電力需給みこみなどについて昨年夏、政府は7年ぶりに全国の家庭や企業に節電を要請しました。今後も、電力需給が厳しいとして、現政府は原発の再稼働を進める方針を掲げています。しかし、そもそも北海道における電力不足の実態はどうなのか。北海道において、その対策として原発が最適なのかは検証されていません。私は、全会派一致で制定された世界に誇るとも言うべき新エネ省エネ条例の理念に基づき、過渡的エネルギーである原発に依存することなく、北海道の自立と持続可能な発展に資する対策を講じるべきと考えます。 (1) 電力需給についてそこで、まず、うかがいますが、北海道における電力需給の昨年夏の実績と今冬及び来年度の夏・冬の需給の見通しについて、どのようになっているのかうかがいます。 (2)新エネの活用について現時点で、北海道に不遜しているとされる新電力のポテンシャルはどの程度あって、活用されているのは、そのうちどれくらいあるのか、さらに、活用できない要因を、道としてどのように分析し、活用のために、どうすべきであると考えているのか、改めてうかがいます。 (3)新たな電力供給のあり方についてまた、これまでの常識では、大規模に発電を行い、電線をたてて、送電することが望ましいとされてきましたが、私の記憶するだけでも、胆振地域や、直近ではオホーツクなどが例年にない積雪や倒木などにより、大規模停電が起こったと記憶しています。私は、再三、これからは、省エネ、新エネ、蓄電というふうに申し上げてきたのですが、広域分散型の北海道において、そうした電線の設置や維持更新に伴う費用負担を考えたとき、一定の地域における集合的な蓄電など、従来の延長線上の技術革新だけではなく、新たな電力供給のしくみの検討も重要とかんがえます。 2 欧州のエネルギー危機と日本のエネルギー危機の違いなどについて(1)原子力は電力需給不足の対策となりうるのか化石燃料輸出大国ロシアのウクライナ侵攻によって、石炭、天然ガスの46パーセント、原油の27パーセントをロシアに依存する欧州は、エネルギー危機に陥った。そうしたなかで、ドイツは、2022年12月の脱原発の期限を4か月延長することとした。また、フランスなどでは、完全国営化を前提に、原発の新増設を発表している。 一方で、ロシアによりウクライナのサボリージャ原発などが攻撃対象となるなど、軍事安全保障上のリスクもあることが明らかになった。 2021年の日本のロシアからの依存度を見ると、天然ガスで約8%、石炭で約11%、原油では。約4パーセントである。 政府与党や骨太方針による原子力の位置づけを見ると、2021年には、可能な限り依存度を低減する方向だったのが、2022年には、原子力の最大限の活用や、7基を追加で再稼働すること、また、次世代革新炉の開発・建設を検討、既設炉の運転期間の延長などの検討方向などが示されています。 たしかに、燃油高騰の課題も深刻ではあります。しかし、とりわけ、自然エネルギーのポテンシャルの高い北海道において、安易に再稼働に舵を切ることは、北海道の自立と持続可能な発展の可能性を縮小し、機会を放棄することになると、私は考えます。 道として、現在の中央政府の検討状況をどのように把握し、どのように対応していく考えかうかがいます。 ② 電力価格高騰の対策についてロシアへの依存度は、比較的低い日本でしたが、電力価格高騰は直面する大きな危機ではあります。大手電力会社、一般企業への影響も大きいと承知はしていますが、自治体・地域新電力への影響も甚大とされていますが、有効な支援策は講じられていません。経営的にはギリギリで、本来の目的であった電気収益を活用して地域課題の解決を行うことができずにいるばかりか、自治体の財政を圧迫することも想定されます。 繰り返しになりますが、原発の再稼働によって問題を解決するよりも、新エネ社会へのシフトを加速するための抜本的な対策を、できるところからでも、北海道からも積極的に進めるべきと考えます。昭和のオイルショックの時に、同じくエネルギー自給率10パーセント以下だった日本とデンマーク。 私は、少なくとも北海道は、独自の選択をすべきだと考えます。 私としては、卸売電力市場の運営の改善、大手電力の内部取引価格などの情報公開や、FIT電気の引き渡し価格が市場価格に連動するしくみの見直し、改善など、抜本的な電力システム改革などの対策が求められていると考えますが、道としての認識と、今後、道として、どう動くべきであるかについて見解をうかがいます。
(3) 再エネによる地域の経済循環のための支援策について
また、化石燃料価格の上昇に終わりが見えない現在こそ、広域分散、寒冷地である北海道においては、自治体・地域で再エネを開発し、調達して地域で使う、再エネによる地域の経済循環をつくり、拡げていくことが重要だと私は考えます。 最後まで読んでいただいてありがとうございます。答弁などを含めた簡易議事録は、公式サイトにアップしますので、是非、ご確認くださいませ。 道議会議事録 | 北海道議会議員 広田まゆみ オフィシャルサイト (hiromaru.jp) The post 原子力は電力需給不足、燃油高騰対策になりえるのかー明日の特別委員会の質問想定原稿を共有します。 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.10 |
小学1年生と3年生に聴いた「大人って何だろう?」の答えがすごかったー大人に求めることはただ聞いてくれること。
![]() ![]() 毎週月曜日は、「広田まゆみのすっきりマンデー」。白石区のコミュニティエフエムの番組を担当しています。
![]() 2023年1月のゲストこちら 成人式に参加した次の日、1月9日月曜日が、振替休日でお休み。
白石区にある「ときの森衣食住」の西山邦宏さんから、「あそびタウン」というまちづくりを考えている小学生がいるので、番組に出演させたいーそんなお話をいただいてから、定期的に、祝日・休日の月曜日は、小学生のならゆうと君を中心に、小学生のチームに参加いただいています。ほぼ準レギュラーかしら。
ちょうど、成人の日にちなんで、「大人って何だろう」をテーマに、話してみることにしました。
![]() なら ゆうと君、やぎぬましんご君、きぬがわゆうせい君 ご出演ありがとうございました。また、来てくださいね。 大人って何だろう?一応、事前に、大人って何か、考えてきてほしいと、リーダーのゆうと君にお願いしてみました。すると、3人で、事前にミーティングをしてくれたみたい!こんな答えがかえってきました。
「人間は、特に、こどもは一人では生きられないし、それを助けてくれる人」「助けてはくれるけど、ジャムを煮るときみたく、上手くいかないときは、手を出すけど、何でもないときはほっておくのがよい」「大人と言っても、優しいひとから、誘拐するような人までいる。でも、自分のまわりにはやさしい人しかいなかった」「大人はこどものころからいろんなことを学び続けている、それをこどもに教えてくれる人」「大人が間違っていない場合は、教えてくれることは大事だけれど、まずは、聞いてくれる人」すごくないですか?タバコやお酒の話とか、選挙権の話とかなどになるのかな、なんて、想像していた私が恥ずかしいーそんな気がしました。もし、動画をみてもらえるとわかると思うのですが、深い話をしています。すごいですよね。
(5) 【大人たちに求めるのはどんな良い言葉よりも話を聴いてもらうこと】2023/01/09ゲストならゆうと君/やぎぬまゆうご君/きぬがわゆうせい君(あそびタウン)-北海道議会議員広田まゆみのすっきりマンデー – YouTube 【大人に求めることは話を聴いてくれること】さて、放送の中で、リスナーさんからの質問で、「まわりの大人からかけてもらって嬉しかった言葉は何ですか」という質問がありました。すると、「大人から教えられる」ことについて、まずは、話を聴いてもらうこと、自分の言葉で表現することを大事にすることが重要であると、淡々と答えた子どもたちが印象的でした。
もちろん、そう感じる環境も周囲の大人や、彼らが育ってきた環境のなかで身に着けてきた思考や言語ではあるのだと思います。一方で、もしかすると、そもそも、本質として持っているものなのかもしれないとも、彼らの言葉や口調から感じました。
私たちは、オギャーと生まれた瞬間から、生きるために学び続けるのだろうけれど、一方で、もっとも純粋なピュアなところから、今、この社会にある常識や我慢を覚えて、本質的な何かを失う存在なのかもしれないと、そう思いました。そうすると、もしかすると、赤ちゃんが一番知性的なのかもしれませんね。
なぜなら、赤ちゃんが自ら人を殺そうとは思わないだろうし、核爆弾をおとそうとも思わない。生まれてきた瞬間に、「ああ、お医者さんが、男性で良かった、女性で良かった」とか、「白人でよかったとか、黒人でよかった」とかは思わない。そういう価値観は、みんな大人たちが、この社会が教え込んでいくのではないでしょうか?
![]() だとすると、私たち大人は、こどもたち、若い人たちの感性に学び続けるしかないだとすると、私たち大人は、こどもたち、若い人たちの感性に学び続けるしかないな…と思うんです。自分自身の本質をとりもどすために。道内のあるまちでは、こどもたちが、まちの未来に対するアイデアや提案をだしたことに対して、大人がどう対応してきたかを、成人式の時に、きちんと返すというしくみがあると聴いたことがあります。未来の成人式は、もしかしたら、大人が若い人たちから学んだり、試されたりする場になるのかもしれませんね。
若い人たちに、政治を身近にかんじてほしい、特に、地方議会や地方議員に関心を持って、できれば、どんどん挑戦してほしいと思い、tiktokも始めています。試行錯誤ですが、よかったらそちらも見てくれると嬉しいです。
北海道に住むすべての人たち、特に、こどもたち、若い人たちが、明日の自分が楽しみでありますように The post 小学1年生と3年生に聴いた「大人って何だろう?」の答えがすごかったー大人に求めることはただ聞いてくれること。 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.10 |
何によって憶えられたいですか?ー2023年成人の日に贈りたい言葉
![]() ![]() 成人を迎えられたみなさん、おめでとうございます。札幌市では、1月8日に、成人式が開催されました。今年も、来賓として成人式に参加させていただきました。私自身は、成人式には参加しませんでした。たしか、大学の部活の練習に参加していたような気がします。親が、郵便局の貯金かな?積み立てをしててくれて、20歳になったときに、着物にするか、運転免許にするか、と聞かれて、迷わず運転免許にしました。有難いことです。20代後半から、着物が大好きで、自分でコツコツ買うようになったのですが、その当時は、着物を着ている自分は想像できなかったですね。人間は、変化するものだ、改めてそんなことを感じています。ちょっと遅れましたが、成人式に参加したあなたにも、参加しなかったあなたにも贈りたい言葉を考えてみました。 あなたは、何によって憶えられたいですか?「あなたは、何によって憶えられたいですか?」ー つまり、「どんな人として記憶されたいですか?」という意味です。もちろん、年齢によって、経験により、変わります。変わっていきます。数年前の私は、「いつも笑っていた人として憶えられたい」と思ったことがあります。成人式に贈る言葉としては、縁起でもないと思われてしまうかもですが、例えば、あなたのお墓に何か言葉を刻むとしたらどんな言葉を刻みたいか、あるいは、刻まれたいかという感じです。 この言葉は、マネジメントの大家と言われているドラッカーが、こどものころに、問いかけられた言葉です。その時には、意味がよくわからなかったけれど、折に触れて思い返し、自分自身に問いかけていた言葉だそうです。 今、あなたのしている仕事、これからする仕事は何のため、誰のためでしょうか?ある石工の話を紹介します。
同じ作業、仕事をしていてもロボットではない私たち人間には、意味や価値が必要なんです。ふと思い出しましたが… 「コンクリートから人へ」
もう覚えている人も少ないかもしれませんが、政権交代を実現した時の当時の民主党のキャッチフレーズのひとつです。 すべての人に強み(個性・資質)があり、それは大切にされるべきことです。それと、同時に、すべての人に未来を共に創っていくいく責任もある。 「今、あなたのしている仕事、これからする仕事は何のため、誰のためでしょうか?」私自身は、こう憶えられてみたいと思っていますー2023年1月9日現在私は、万が一、日本銀行券がただの紙クズになったとしても、北海道に住む人が、決して飢え死にしない凍え死にしない場所を増やした人として記憶されたいです。私は、北海道に住むこどもたちが、明日の自分が楽しみで楽しみでしょうがない「ようちえん」や「がっこう」をつくることに尽力した人として憶えられたいです。「あなたは、何によって憶えられたいですか?」機械化、デジタル化が進み、人口減少、気候変動、感染症など、大きな変化の時代、今までの常識に正解のない、答えの見えない今だからこそ、私たち1人ひとりが、その問いに向き合う必要があるのではないでしょうか?今は、「はー?何それ」と言う感じでも、心のどこかにとどめていただけたら嬉しいです。 1月8日は、久しぶりの和装で新年会、成人式におじゃまし、隙間をぬって街頭活動。
最後まで読んでくださってありがとうございます。選挙も近くなり、まず勝ち抜くことも大切な条件ですが、何のために、誰のために日々の活動があるのか、それを忘れないようにしたいと思います。 2月6日から、私の担当する新しいコースが開講になりますし、各種講座に参加可能です。実践するマネジメント読書会 | ナレッジプラザ (knowledge-plaza.biz) The post 何によって憶えられたいですか?ー2023年成人の日に贈りたい言葉 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.05 |
北海道立埋蔵文化財センターをご存じですか?
![]() ![]() みなさん、こんばんは。あっという間に、2023年1月も、4日目ですね。今日もブログをアップしたいと思います。今日も昨年末に私の前にあらわれてきた今年やるべき課題についての報告になるかと思います。まだ、方向性が定まっていないので、まずは、北海道立埋蔵文化センターをみなさんにご紹介したいです。 北海道立埋蔵文化財センターをご存じですか?たいへんお恥ずかしいですが、私自身が昨年2022年末、はじめて、おじゃましました。住所は、江別市西野幌にあり、北海道博物館や百年記念塔のある野幌森林公園のすぐ裏手にあります。百年記念施設である北海道博物館(旧開拓記念館)のリニューアルや開拓の村の指定管理のあり方など、すぐ近くの文化施設には足を運んできたつもりでした。 【道議会報告】10月5日環境生活常任委員会「百年記念関連施設の再生と活用」 | 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ (hiromaru.jp) しかし、北海道埋蔵文化財センターは、その大きな文化行政の再検証の枠外にあったように思います。 北海道立埋蔵文化財センターは、平成11年4月1日に「埋蔵文化財の調査研究保存を行うとともに、その活用を図り、埋蔵文化財に対する認識をふかめる」ために設立されました。その運営は財団法人北海道埋蔵文化センターに指定管理されています。公益法人改革や指定管理制度の導入などの変遷がありつつも、基本的には、公共事業を財源とした発掘調査事業を進めてきたのです。しかし、公共事業自体の数が減少。現場にさまざまな弊害が起きていました。 北海道文化振興条例が道行政に活かされていないのではないか私は、北海道文化振興条例は、重要な条例であると認識しています。 北海道文化振興条例とは、「先人たちの遺した文化を大切に守り育て、新しい地域文化を創造するとともに、これらの文化の恵沢をすべての人が享受することのできる生活文化圏をここ北海道の地に築いていく」ため、平成6年に制定された条例です。この条例において、道の責務として、「文化の振興を図るための施策の体系を明らかにし、文化振興施策を総合的かつ効果的に推進する」「道が実施する施策に文化の振興を図る視点を取り入れるよう努める」こと、あわせて必要な財政措置を講じることが明記されています。しかし、道の文化施策は、環境生活部、総合政策部、そして教育庁と、所管がそれぞれありますが、体系的に整理されているとは言い難く、そこに課題があると感じてきました。 そんななか、昨年末、ご縁があって、全道庁労組の役員のみなさんと、北海道立埋蔵文化財センターにおじゃましてきました。素晴らしい発掘調査、展示などを短時間ですが、拝見してきました。数年前、道内市町村の10カ所以上の縄文関連施設の実地調査にまわったことがありますが、北海道の独自の埋蔵文化財に憧れて、Iターンで北海道に移住してくださった方とも多く出逢いました。その時と同じように、自分の専門分野に誇りを持ち、働いているみなさんのお話を聴くことができました。
![]() 北海道立埋蔵文化財センター 令和4年度企画展示 北海道遺跡百選15「写真で魅せる縄文の世界~遺物写真で紹介する北海道縄文文化の魅力~」 会期:令和4年12月3日(土)~令和5年2月26日(日)
博物館の展示と異なり、非常に興味深く感じたことは、発掘作業に実際に関わっているみなさんなので、いわゆる「モノ」の収集展示にとどまらないことです。土壌などの状況から、それがもともとは、どんな状況であったのか、その物語が見えることです。
![]() 国(文化庁)所蔵 この土面は、昭和61年に千歳市ママチ遺跡第310号土壙墓から出土した縄文時代晩期終末(今から2300年前ころ)のものです。 縄文時代の土製仮面としては最北の出土で、北アジアや極北地域の諸民族との関連が考えられる貴重な資料です。 基本的には、博物館と異なり、北海道埋蔵文化財センターは、国・道事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査、記録資料の作成及び出土品の整理保存が主な事業です。もともとは、北海道教育委員会の直営事業でしたが、昭和54年に財団法人として設立され、発掘調査事業を引き継いでいます。 私自身の反省も含めてですが、残念ながら、このセンターはこれまで、公共工事に対応するものとして、北海道の文化振興施策の枠外におかれてきたように思います。公共工事の減少とともに運営は厳しくなっており、道として、指定管理制度のあり方なども含め、これまでの延長線上にはない対策が必要と改めて認識を強くしたところです。
まだ、昨年末に、情報収集、調査に着手したばかりで、まとまっていない報告になりますが、現場で努力する学芸員さんの声や、他都府県の状況なども精査しながら、北海道の未来のために努力します。 みなさんには、是非、一度、北海道立埋蔵文化財センターに立ち寄っていただければ幸いです。基本的には、休館日は毎週月曜日。詳しくは、下記のサイトをご確認くださいね。北海道立埋蔵文化財センターHP (domaibun.or.jp)
最後まで読んでくださってありがとうございます。SNSでも、ほぼ毎日、活動報告していますので是非フォローよろしくお願いいたします。 (7) 毎週月曜10:30〜毎週水曜19:00〜地域FMで実践者にインタビュー 北海道議会議員広田まゆみ(@hirotamayumi)さん / Twitter 北海道議会議員 広田まゆみ(@hirota_mayumi) • Instagram写真と動画 The post 北海道立埋蔵文化財センターをご存じですか? first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.04 |
遺伝子に優劣なんてない!あなたはどう思いますか?~(札幌手話通訳問題研究会に入会しました)
![]() ![]() みなさん、こんばんは。お正月三が日は、いかがお過ごしでしたか?選挙イヤーでもある今年、焦るような気持ちもありつつも、充実した新年を迎えております。 さて、本日のブログは、ひろまる通信(私の道政だより)の新年号にも書きましたが、私は、遺伝子に優劣なんてないと思っています。あるとしても、それは、すべて必要があって生まれてくるものではないでしょうか?昨年末の北海道内で明るみになった人権侵害の事案から、改めて、「優生思想」について考える機会がありました。そのことを書きたいと思います。 ![]() 西興部の事件について知的障がいの当事者団体ピープルファーストが出した声明文 遺伝子に優劣なんてない!~あなたはどう思いますか?西興部、江差の事件の根に旧優生保護法の問題がある
昨年12月26日、札幌手話通訳問題研究会の特別例会に参加し、入会させていただきました。ずっと、ご案内いただいていて日程があわなかったのですが、昨年のうちにお約束が果たせてよかったです。 一方、この日の特別例会のテーマは、私にとっても、重い責任を感じる中身でした。2022年に起こっているとは信じ難い人権侵害の事案が、西興部村、そして、江差町と、北海道内で立て続けに明るみになりました。それぞれの詳しい状況は、道の調査結果を待って、改めて報告したいと思います。今回のテーマは、その根っこにある旧優生保護法によって進められた北海道内における強制不妊手術についてでした。
現在、強制不妊手術の責任を国に求める国家賠償請求訴訟を当事者の小島喜久夫さんとともにたたかっている北海道合同法律事務所の小野寺信勝弁護士から、優生保護法の成立過程から廃止にいたるまでの経緯を含めて、お話がありました。その後の新聞報道によると、強制不妊手術を受けた札幌市北区の小島喜久夫さんの裁判の判決期日が3月16日に確定したそうです。傍聴など、できる応援を可能な限りしたいと思います。
1996年に優生保護法が母体保護法に改められました。現在、札幌市在住の安積遊歩さんが、カイロの世界会議で日本の現状を発言したことがきっかけになりました。それまでに、全国で旧優生保護法に基づいて行われた強制不妊手術は約16,500件。そのうち、北海道が、全国最多の2,593件です。2番目の宮城県が1,406件なので、異常に高い数値です。その時の北海道庁はどのように意思決定をし、動いたのか。問題意識はありつつも、ある意味で、過去に起こったこととして、深い調査をしてこなかったことを反省しています。ここをしっかり総括しないと、同じ事件が繰り返されるのではないかと危惧しています。
旧優性保護法は、戦前ではなく、戦後の日本国憲法のもとで国会の議決を経て成立した法律に基づき、北海道庁は、障害児施設へ優生手術を推奨しました。「不幸なこどもを産まない道民運動」も展開されていたそうです。精神医療の分野でも、「カッコーの巣の上で」という映画をご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ロボトミー手術」などが当時の北海道においても推奨されていたようです。行政も、医療福祉の現場も、もう一度、旧優生保護法、優性思想について学ぶ必要がありそうです。
旧優生保護法による強制不妊手術を受けた人には、約300万程度の一時金が支払いをされる法律が成立しており、その締め切りが2024年の4月23日です。弁護士会などは、この法律に反対しています。なぜなら、もし、健常といわれる人が、交通事故などで生殖機能を失ったら、少なくとも3,000万円が出ることを考えたら、あまりにも一時金の額が低額すぎるというのがその理由です。また、個人情報保護を理由に、当事者からの申し立てを待つという姿勢です。 手話言語条例の制定以降、北海道議会にも手話に親しむ北海道議会議員は増えました。楽しく手話を学ぶと同時に、「聞こえない」ことによって、社会の側にある壁や差別、偏見の実態や、歴史、そして、優生思想にもしっかり向き合って行かなければならないと思いました。 遺伝子に優劣はありません。全て必要があってこの世に生まれてきたものだと私は思います。それを実感できる北海道にしたいです。今年のテーマのひとつです。 The post 遺伝子に優劣なんてない!あなたはどう思いますか?~(札幌手話通訳問題研究会に入会しました) first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.02 |
2022年に印象的だった3つのこと~どっさりラボ/まおい学びのさと/地域リノベーション協同組合
![]() ![]() あけましておめでとうございます。1月2日は、書初めですよね。
今年は、できれば、毎日、ブログをあげたいなと思っている広田です。
SNSなどにあげている投稿を、少し内容を付加してアーカイブしていく
ーそんなブログになると思います。
是非、よかったら、記事の一番下のボタンでフォローしてくださると有難いです。
2022年に印象的だった3つのこと![]() 「社会企業家的地方議員®を100人誕生させよう」が、3期目の私の目標です。
しかし、私一人で取り組んでいるのは限界があって、
私が描いていた社会企業家的地方議員®のモデルはとても狭いものでした。
ある意味旧態依然とした議会に、若い人たちや女性が孤軍奮闘するイメージしかもてていないことに気づきました。
「一人ではなくて、そういう人が最初から複数で、なんなら、どっさりいた方がよくない?」 「社会企業家的地方議員が増えたとして、その後、どんな世の中になるか見えないとわからないよ」
「そこからみんなで作ったら?」 そんな視点をパカーンと私の目の前に広げてくれました。
![]() 「北海道の自立」「持続可能な開発」について共通言語や共通認識をもっている
小学生から大人までの多様な人たちが参画してつくる北海道ビジョンができたらとっても嬉しいです。
しかし、私一人の力ではできません。
その具体的な方法論や可能性を見ることができました。感謝です。
牧原ゆりえさんには、毎月22日の北海道未来セミナーでインタビューをさせていただいています。
どっさりラボに取り組む前になりますが、
YouTubeにアーカイブしていますので、ご視聴いただければ幸いです。
次回は、2023年10月22日を予定しています。2.まおい学びのさと~わくわくする小学校をつくる2つ目は、「まおい学びのさと小学校」の認可が決まったことです。![]() 私は、はかばかしくお手伝いもできなかったのですが、お祝いの会にお招きいただきました。
ほんとうに有難いと思いました。みなさんの笑顔に出逢えたことははもちろんですが、
率直にこれからへの不安を話す方もいたり、でも、こどもたちちを真ん中に、
自由な未来へのエネルギーが交流する場でした。
ひたすら、ぶれずに信念を貫きとおし細田孝哉哉代表はじめ、
NPO法人まおいまなびのさとのみなさんに心から感謝します。
あとは、北海道庁や、地元自治体、地域のコミュニティが、
どのようにその実践から学ぶのか、
その実践のパワーを地域の未来に活かせるかかなと思っています。
私自身に何ができるかわかりませんが、
市民立の小学校「まおい学びのさと」を応援すると同時に、
公立の小中学校の変化を応援することも私の大事な役割です。
来年4月以降になりますが、公立小学校で新しいがっこうづくりに長年取り組んできた
長野県伊那小学校を視察に行きたいと思います。
そして、もちろん、わが北海道の安平町早来学園にも大注目です。
まおい学びのさとも、運営資金やボランティアを大募集中です。
是非応援してくださいね。
細田代表からも北海道未来セミナーでお話をうかがっています。
YouTubeにアーカイブしていますので、是非、ご視聴くださいませ。
3.地域リノベーション協同組合@登別 ~ DXって何のため?3つ目にインパクトがあったのは、
登別で開催されていた地域リノベーション協働組合の実践研修です。
道外から企業家の方が参加され、日本工学院北海道専門学校を会場に、
学生も参加して行われる研修です。
講師陣のみなさんの素晴らしさ、コンビネーションもさることながら、
参加された学生さんや、実際に地域の現場の変化も目の当たりにすることができました。
来年も、何か、私の「位置と役割」のなかで何か貢献できることがあったら、
是非、参画させていただきたいと思っています。
その第一弾になるでしょうか?
![]() そして、毎月22日の北海道未来セミナーの特別版として、
3月10日夜に、地域リノベーション協同組合代表理事の並木将央さんに
講演いただく予定です。
これについては、また、別途ブログにて紹介したいと思います。
長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださって
ありがとうございます。 The post 2022年に印象的だった3つのこと~どっさりラボ/まおい学びのさと/地域リノベーション協同組合 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2022.07.12 |
どうして、“マルシェ”を開催してるの?~ある議員さんから聞かれました。
![]() ![]() こんにちは!ご近所銭湯大好きと言いながら、今日も銭湯に行けてない北海道議会議員の広田まゆみです。 さて、今日は、毎月第3土曜日に開催しているマルシェのことについて書きます。ある議員さんから、なぜ、「議員がマルシェを開催するの?」と聞かれました。それで、このブログを書いてみました。 7月のマルシェは16日。今週の土曜日なので、よかったら是非、お越しくださいね。 ![]() 先月のマルシェの風景 コロナ禍で売り先を失った札幌近郊農家さんを支援したくてはじまったこのご近所マルシェは、コロナ禍で、これまで飲食店さんや、札幌市内で定期的に開催されていたマルシェなどが中止となり、売り先が少なった農家さんを応援したくてはじまりました。いつも、お世話になって、札幌の農業のことや、野菜について教えてくれていた「野菜ソムリエ上級プロ」の吉川雅子さんからも、何かできないかというお話もいただきました。 ![]() 野菜ソムリエ上級プロの吉川さんです そこで、昨年の夏から、だいたい11月まで、本郷商店街にある私の小さな事務所の軒先で、野菜ソムリエの吉川雅子さんが、集荷、販売なども中心になってサポートしていただきながら、小さく運営してきました。はじめてみると、もちろん、大きな売り上げはないのですが、常連さんとなってくださる方がでてきました。 ![]() 昨年のマルシェの様子。その月によって、品ぞろえがだいぶ変わります。スーパーでただ買うだけの時はわからない天候や農家さんの苦労を少し知ることができます。 〇新鮮なとれたての野菜、特にトマトをほしいという闘病中の方。 〇ビーツやヤーコンや特別な野菜を欲しいという方。 〇いつも野菜ソムリエさんにレシピを聴いたりいっしょに遊んだりする親子連れの方。 〇福祉事業所がつくるお菓子をたくさん買って職場のみなさんとシェアしてくださる方。 ![]() 福祉事業所がつくるポップコーン!お1人様にも食べきりサイズでうれしい!! 「マルシェ」という場を通して、いろいろなつながりが生まれます。札幌市内のいくつかの地域では、都市計画の関係で、商店が住宅地につくれないところもあるとの悩みもうかがいました。私の事務所は商店街の真ん中にあります。改めて、「商店」というのが果たしてきた社会的な機能も実感したりしています。 ![]() 5月のマルシェの品揃えです 「福祉」事業としてではなく、「小商い」として、決して大儲けはできないけれど、地元の農家さんを応援して、お買い物をする側も、新鮮な地元の野菜を食べて免疫をあげるのは、とっても重要なことだと思います。今までの豊かさの象徴は、いわゆる「社会資本」ー大きな道路だったりハコモノだったりが豊かさの象徴だったと思いますが、これからは、人のつながり、地域のつながり、支えあい、関係性が、大事な資源になっていくのではないでしょうか? 半農半Xのすすめ~農耕接触倶楽部もスタートさらに、マルシェだけではなく、「農耕接触倶楽部」もスタートしました。コロナ禍で自粛ムードの中、屋外で農作業のお手伝いをすることは、運動にもなるし、ストレス解消にもなります。実は、これも、野菜ソムリエ吉川雅子さんの発案でした。私は、清田区で循環型農業をされている「川瀬農園さん」を中心に、月1回だけですが、吉川さんは、小別沢にある「かわいファームさん」など、たくさんの農家さんのお手伝いに行っています。 自宅にお庭はないし、市民農園まで借りるのは大変。そういう方には、是非、おすすめです。ただ、消費者として、スーパーで買っているだけではわからない、農家さんの苦労や、野菜の新鮮な美味しさなどに気づくことができます。もちろん、農家さんの都合、事情もありますから、ご希望の方は、是非、ご相談ください。そうしたご相談もマルシェの場所でお受けしていますよ。 かんたん野菜講座もはじめましたよ!札幌市民のみなさんに、是非、札幌や札幌近郊の農家さんの野菜を美味しく味わっていただいて、どんどん免疫力アップしていってほしい!そんな願いもこめまして、マルシェの終了後、「かんたん野菜講座」もはじめました! 第1回目は、今まさに旬の「ルバーブ」について学んだあと、実際に「ジャム」や「練梅もどき」を作ってみました。是非、毎月第3土曜日に開催していますので、お気軽にお越しくださいね。 最後まで、読んでくださって、ありがとうございました。7月16日は、急な会議のため、私自身が席を外す時間帯もありますが、野菜ソムリエさんや、保健師さん、そして、うちの事務所スタッフなど、必ず、誰かはお話を聴けると思いますので、ご相談の方も、是非、お越しくださいね。 マルシェなどの行事のご案内、北海道の情報など、これからも発信していくので、是非、私のSNSをフォローしてつながってくださるとうれしいです。 (8) 毎月第3土曜マルシェ(本郷通7)第4木曜日は相談サロン/銭湯 北海道議会議員 広田まゆみ(@hirota_mayumi) • Instagram写真と動画 |
2022.05.09 |
地方議員をめざした理由は何ですか?~みなさんからの質問にお答えします②
![]() ![]() こんばんは。遅くまでやっているスーパー銭湯に行こうかと、一瞬、心惹かれましたが、ブログを書くことに決めた広田です。明日から、常任委員会と特別委員会の質問の本格準備に入るので、ブログが書けないかもしれないから。 さて、「みなさんからの質問にお答えします」シリーズの②番目です。 地方議員をめざした理由は何ですか?最初のきっかけは、法律やしくみをつくり変える人になりたいと思ったからお金も時間も国家も法律も人間が幸せになるためにつくったしくみ最初、政治家をめざしたのは、法律やルールを変えたり創る仕事がしたいと思ったからです。国籍が違ったり、障害があったり、人とは違うことで、生きづらさや怒りを感じている友人がいました。国家も法律も、もっと言えば、時間(時計)もお金も、人間が幸せになるために作ったしくみです。しかし、それによって、不幸になったり、制限を受けたりしている人がいる。でも、人間がつくったしくみなら、私たちが変えられるはずだと思いました。そう思ったのは、11年間勤めていた道庁を退職して、雨竜町という農村に移住して、農作業のお手伝いー延々と続く畑の草取りをしている時でした。ある意味、何でもお金で解決できる都会生活や、机の上で仕事をする環境にずっといたら、お金も時間も、もともと自然界にないしくみだ、私たち人間自身が作り出したという現実に気づかなかったかもしれません。 ![]() 昨年からはじめた「農耕接触倶楽部」は、土に触れて農的感覚を取り戻すのに大切な時間 北海道が独自の発展をすることが、日本国家にも地球社会にも貢献できる地方議会議員に挑戦したのは、めぐりあわせもありました。結果として、北海道がその強みを発揮して、独自の発展をすれば、日本国家にも地球社会にも貢献できると思ったからです。もともとは、国会議員の比例区候補として、政治家としてのスタートを切った私ですが、現実的な選択も必要でした。そして、道庁勤務時代に、労働組合の女性部長として活動していたご縁で、札幌白石区から北海道議会議員に挑戦することになりました。最初は、そのお話があったとき、自治体職員時代や、NPO活動時代にお世話になっていた2人の首長にご相談しました。お2人の首長から同じことを言われました。 「地域の声を代弁する道議会議員はいると思うが、北海道全体の未来のことを考える北海道議会議員になってはどうか」その言葉にも背中を押していただいて、最初の選挙に挑戦。当選して現在にいたります。 ![]() 初当選、初登庁の時の写真です 現在の目標は、自ら新しいしくみやルールづくりに挑戦する子どもや大人を増やすこと4期目に力を入れてきたのは人財づくり1期目で、議員提案という形で、北海道地球温暖化防止対策条例や、北海道障がい者条例という2つの大きな政策条例の策定に関われたことは大きな成果でしたし、感謝しています。一方で、道議会や道庁が中心になって、制度をつくるだけでは、実際の課題解決につながらない場合もあると認識しています。もちろん、法律制度や条例も必要ですが、例えば、SDGsやエネルギー政策にしても、「人」の意識や価値観もとても重要だと感じています。なので、4期目以降は、中央政府の補助金などに過度に依存せず、地域にもともとある資源を活用して持続可能な発展をめざす社会企業家的地方議会議員を100人増やすこと、そして、与えられた問題に上手に回答するのではなく、自ら課題を発見し、それを新しい事業のヒントにしていけるような人財を増やすためにも、自然保育や森のようちえんなど「こどもの外遊び環境の保障」を重点にしています。 参加型・対話で地域の未来を考えるワークショップを開催します。\市民参加による地域のビジョンづくりフォーラム@北海道/
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