北海道議会議員 広田まゆみ オフィシャルサイト - 記事一覧
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2024.03.12 |
地元経済を創りなおす~北海道のためにできること
久しぶりにブログを書きます。3月22日の政経セミナーに向けて、準備中です。 【地元経済を創りなおす】~枝廣淳子さん講演会■日 時 3月22日 18:30~ (18:00開場) ■場 所 TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前(札幌市中央区北4条西6丁目1 毎日札幌会館 5階)※オンライン(zoom)併用開催 お申し込みはこちら
持続可能な地域経営のものさしを共有したい持続可能な地域経営のものさしの選択肢を一人でも多くの方と共有したいと企画しました。
北海道、地方の持続可能な未来を創る対話の場を1日も早く確立したい、そのための共通言語や共通認識を共有する学びを、
1日たりとも停滞してはいけない。そんな思いで予定通り開催いたします。
枝廣さんには、持続可能な地域経済を中心にお話いただきますが、
持続可能性について話すときに、重要なのは、
もちろん、経済だけではなく、自然生態系や、社会の持続可能性です。
たいへん、短時間で恐縮ですが、
2人の方から、枝廣さんのお話の前に、実践報告や問題提起もいただきます。
是非、お1人でも多くの、一つでも多くの自治体のご参加をお待ちしています。
自然、社会、そして、経済の持続可能性を考えるお知らせが遅れていましたが、当日の概要をお知らせします。
18:30 開会
挨拶・趣旨説明 (司会進行:広田まゆみ)
18:35 現場からの報告①
自然生態系の持続可能性における現状と課題
報告者:
北海道大学大学院農学研究院教授
愛甲哲也 さん
18:45 現場からの報告②
社会における持続可能性原則と現在の取り組みと
課題
報告者:
一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ代表
牧原ゆりえ さん
18:55 基調講演
地元経済を創りなおす~今、北海道からできること
講 師:幸せ経済研究所
枝廣淳子さん
20:00 パネルトーク
20:30 閉会
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ご参加お待ちしています。お申し込みは、こちらhttp://ptix.at/E4YbqBThe post 地元経済を創りなおす~北海道のためにできること first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2024.01.02 |
あけましておめでとうございます~令和6年1月の予定
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 年明けから、災害、事故など、激動の1年になるような予感もしますが、気を引き締めて、1日1日を大事に取り組んでいきたいと思います。今年は、できるだけ、ブログも定期的に更新していこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。 まず、第一弾として、ルーティンの地域活動、議員活動として継続している主な予定をみなさんにご紹介しますね。 1月の主な予定①事務所の通常営業としては、9日からが本格開始※5日のみ、スタッフが出勤いたします。 ② コミュニティFM白石区:エフエムしろいし 毎週月曜日10:30~11:301日、8日は、ラジオ局がお休みです。 15日 五十嵐由家さん(占い師) 22日 伴野卓磨さん(まちあるき団体Discover Ezo 代表) 29日 中野伸哉さん(移動式鮮魚店レディ魚ー/北大水産学部1年生) 厚別区:FMドラマシティ 毎週水曜日19:00~20:001月のテーマは、「これからの北海道観光」 マンスリーコーディネータ:田辺毅彦さん(北星学園大学教授) 10日からスタートです。 ③ ひろまる相談サロン毎月1回、原則第4木曜日の午後、白石区内の喫茶店の片隅をお借りして開催しています。議員になってすぐにスタートしました。政策のスタート、発生源がだれにでもアクセスできる開かれた透明性があることを大事にすることが、私の政治姿勢の1つです。 1月の相談サロンの場所は、北郷の「やっとかめ」さん(JR白石駅北郷側より徒歩2分程度)です。事前予約の方が優先になります。お待ちしています。 ④ ひろまるシネマ in リファインド珈琲昨年から始めた新しい取り組みです。シネモというドキュメンタリ映画の年間ライセンスという仕組みを活用しています。日本の中だけを見ているとわからない世界のさまざまな苛酷な現状を知り、新しい選択肢や実践を記録した動画を毎月1回見ることで、めざす世界を描くための共通認識や共通言語を、地域の中で醸成できたらと思っています。 1月の映画は、最も、みなさんからリクエストが多かった映画「happy ~ 幸せを探すあなたへ」です。⑤ 北海道未来セミナー毎月22日は、「北海道の自立と持続可能な発展」のための共通言語や共通認識を学び、実践につなげる場と位置づけています。1月のテーマは、「子どもの居場所ってなんだろう~大人もつながるトカイナカの実践に学ぶ」と題し、NPO法人E-LINKの日向洋喜さんにお話を聴きます。 以上、1月のルーティンの行事予定をお知らせしました。 議会活動と地域活動を両立をして、こうしたルーティンのとりくみを継続できるのは、事務所スタッフはもちろんのこと、アシスタントや、様々な形で応援してくださっているみなさんのおかげさまです。そのことに、改めて、感謝を申し上げます。辰年も、北海道の未来のために、とくに、50年後に北海道に暮らしているこどもたちが「明日の自分が楽しみになる」地域社会をつくるために、今できる最善をつくしたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございます。 Instagram X TikTok YouTube など、SNSでも発信していますので、よろしかったら、そちらもご覧くださいね。The post あけましておめでとうございます~令和6年1月の予定 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.10.20 |
毎月第3土曜日はマルシェの日~まちなかでもできる農的暮らし
こんにちは!風呂なしアパートに住むお風呂難民の北海道議会議員広田まゆみです。久しぶりのブログになりました。 毎月第3土曜日はマルシェの日明日10月21日は、ひろまるご近所マルシェです。 コロナ禍をきっかけにはじめて、もう3年目です。毎月第3土曜日の午前11時から午後3時まで。冬期間はお休みなので、今年は、あと1回11月、そして、12月は、さて、やれるかなというところです。お野菜は、季節ととともに、少なくなっていますが、この季節ならではの美味しいお野菜もあるので、是非、お越しくださいね。本郷通7丁目にある「広田まゆみ事務所」で小さく開催中です。 まちなかでもできる農的暮らし「半農半X」って言う言葉を聞いたことがありますか?塩見直紀さんが提唱し、実践されてきたコンセプトで、自給自足までいかなくても、農的暮らし(地域に根差した暮らしと言い換えてもよいのかな)とあわせて、✕=天職をかけあわせて生きる生き方のことです。 先日、北海道の方と「半農半X」についてお話したら、 「農家さんや、家庭菜園やっている人が北海道は多いから、日常的すぎてピンとこないね~」 そんなふうに言われて、ちょっと、「あれれ…」と思いました。 極論すると、家庭菜園をされていても、例えば、ホームセンターで販売されている農薬(今、農家の方もあまり使っていないような)をバンバンつかっていたり、みつばちが寄ってこないような一年草ばかりの花壇がいっぱいまちに増えても、それは、半農半Xのコンセプトとはずれているな、と思うのです。 まちなかでもできる半農半X(農的暮らし)今、まちなかに住んでいて、賃貸住宅で、車もないと、なかなか、自給自足の環境を整えるのは厳しいです。最近、地元野菜のコーナーがあったり、生産者さんの顔のついた野菜が売られたりするようになったのは、嬉しいことです。でも、消費者として、嬉しいというだけでは、ちょっと寂しいなって思うんです。お買い物をするときに、例えば、野菜を手に取って、生産者の顔が思い浮かぶ“体験”や“記憶”があるかないかって、とても重要なことではないでしょうか?特に、これからのこどもたちにとっても、イベントとしての農業体験ではなく、日常的な「農」とのかかわりって、どうつくっていったらよいのかなと考えています。 実は、この大都市札幌市にも10区すべてに農家さんがいます。その地元の農家さんの野菜を地元の人が美味しく食べられる、困ったときは支えあえる、そいういう小さな流通の輪も、意識的につくっていくことが、必要だなと思っています。 いっしょにマルシェを運営していいただいている野菜ソムリエの吉川雅子さんが提唱しているのは、「農耕接触倶楽部」です。いわゆる援農、農作業ボランティアなどで、少しでも生産の現場に触れるー自分で種まきや苗づくり、そして、収穫を手伝ったりした野菜は、決して、無駄にしたくないという思いが強くなります。お料理方法も知りたくなったりします。 毎月第3土曜日のマルシェにあわせて、かんたんお野菜講座も毎回開催しています。よかったら、ご視聴、登録よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。マルシェの日には、だいたい私も事務所にいますので、是非、いらしてくださいね。なぜ、はじめたかについては、こちらのブログをどうぞ。The post 毎月第3土曜日はマルシェの日~まちなかでもできる農的暮らし first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.03.13 |
もはや昭和ではない~3月8日は国際女性でした。
こんばんは!最近、ご近所銭湯よりも、スパに通ってしまう広田です。さて、遅ればせながらですが、3月8日は、国際女性デーでした。私のまわりでは、いろんなイベントがあって、時代を感じました。20代の頃は労働組合の女性運動に参画していた私からすると、とっても華やかで、多様なイベントでした。このブログでは、私が参加した多様なイベントを紹介します。それと、あまり、「女性」であることを主語とした議員活動をしてこなかった私ですが、改めて、女性の視点から書いてみました。後半には、ちょっと苦労の思い出話も。長文ですが、よかったらご覧ください。 知ってますか?3月8日は国際女性デーでした。1900年代の初め、米国、ヨーロッパ、ロシアで、「パンと平和」「参政権」などを求め、働く女性たちの抗議活動やストライキが、社会を大きく動かすようになったそうだ。国際的な連帯も生まれ出した。1975年、国際婦人年にあたるこの年に、国連は、3月8日を「国際女性の日」と定めた。今では、ミモザデーとも言われたり、ハッピーイエローとして、黄色のものを身につける、そんな日にもなった。 4日、5日、6日と、まさに多様な国際女性デーにちなんだイベントに参加しました。労働組合、女性起業家支援、女性の美と健康、そして、女性の政治参画。切り口は多様。女性が対策される対象から、社会を動かす主体となりつつある。時代だなぁ、とある意味思いました。順に、概要を紹介しますね。 連合北海道女性委員会~働き方に中立な社会保障制度もはや昭和ではない3月4日午前は、連合北海道女性委員会のイベント。 働き方や生き方、“家族”形態に中立な社会保障制度について、3号被保険者の廃止や扶養のあり方の見直しも含む連合の提案に大賛成。経過措置などは必要だと思うが、片働きを前提に作られた制度を維持する余裕は、数十年前からこの国にはなく、女性を保護しているようで、実は、女性の年金権を脆弱にし、女性の自立や、男性の自由な選択を阻害してきた。(私が道庁を退職した時、説得や説教をした後に、羨ましいなと、漏らした男性上司や先輩を、いつも思い出す。) 北海道女性起業家支援ネットワーク起業にも生態系という概念ー多様性は必然同じく3月4日午後からは、北海道女性起業家支援ネットワークへ。恥ずかしながら「スタートアップエコシステム」という概念にも初めて出会った。スタートアップエコシステムとは、大企業や大学の研究機関、公的機関などがネットワークを作り、スタートアップを生み出しながら発展していくシステムで、自然が循環していく生態系に似ていることから、「スタートアップエコシステム」と呼ばれているそうだ。メンター制度を活用して、競争したり、戦うのではなく、支え合う起業。それは、それぞれが、差別化を超えて、まさに「独自化」しているからこそ成立するのだと、コメンテーターのお話や、会場に流れるあたたかい雰囲気に、まさしく新たな生態系という気がした。
自然の生態系は弱肉強食であると言われる。確かに、短期的にはそうかもしれないが、長い進化の過程で見ると、生き残るのは、変化を受け入れたもの。昆虫も、巨大化ではなく、小さく変化したものが今生き残っていると、当麻の昆虫博物館で見たことがある。大きいものが強いのではなく、もちろん、小さいものが良いのでもなく、最適なものが強いんだろうな、と思った。 HAPPY WOMAN FESTA北海道今日が、一番若い日5日は、ラジオ番組のご縁で、HAPPY WOMAN FESTA北海道におじゃましました。
医療キャスターの松本裕子さんが主催者なので、月経、PMS、更年期障害など、今まで、あまり公にも、家族の中でも、女性どおしでも、語られていなかったことが、実際にタレントとして、女性経営者として、第一線で働いてきた人たちの率直な体験談に、婦人科の医師が専門的な見地からコメントするという面白い、かつ、有意義な企画でした。 3月15日の広田まゆみのイノベーション北海道~ひろまるつながるnpoな仲間たちは、田辺睦子さんと松本裕子さんが、このイベントについて、お話してくれると思うので、ぜひ、みなさんもご視聴よろしくお願いいたします。19時から、77.6MHzです。サイマルラジオから、インターネットラジオでもご視聴可能です。 Qの会(クオータ制を推進する会)・北海道
3月6日は、Qの会・北海道のイベントに参加しました。Qは、クォータ制のこと。世界各国には、法律で、差別解消までの間の「割り当て制」を定めているところもあります。 Qの会の会場で、みなさんが、女性当事者としての体験などを語っていらっしゃいました。私は、子育てや介護の経験もない、いわゆる生活者としても中途半端な暮らしをしています。 外まわりをする生活保護のケースワーカーとしては女性は珍しい時代でした。さまざまな経験をさせていただき、私の人生にとって、浦河時代の経験はとても大きいです。公用車の運転も今では当たり前かもしれませんが、チャレンジさせてくれた当時の職場の上司や、支えてくれた先輩には今でも感謝しています。 ただ、当時、地域の民生委員さんに、「なんでうちの地域に女を寄越すのか」と抗議があったり、役場におじゃましても、なぜか、椅子も出してもらえないこともありました。担当者として電話に出ても「誰もいないの?」と言われたりしました。仕事は不器用ながらがんばったつもりですが、結局、認められたのは、仕事よりも、飲み会で、一生懸命水割りを作ったり、社交ダンスを踊ったりする中で認められていった気がします。褒め言葉として?「あんたは、女じゃないね」と言われたりもしました。大事なことは、仕事をすることではなく、「ボーイズネットワーク」に従順か、その序列や組織を乱さないかが重要なんだということを学んできました。わかってるなら、やれよという話かもですが笑 もちろん、これは、もう30年近く前の話になります。たぶん、昭和から、もう、令和になって、社会は変わってきていると思います。でも、政治の世界に入ってもう16年になりますが、逆に、政治の世界が一番遅れているかもしれませんね。 ここからは、思い出話1期目の初めの年です。こんなことがありました。「顔に傷がある女は嫁にも行けない」(不快を感じる方がいたらごめんなさい)という先輩議員が、質問の中のたとえ話で言った発言に会派の議員総会で抗議をしました。すると、その内容が、政治情報誌に出て、なんと地下鉄の中吊り広告に出ました。しかも、顔写真入りでした。 「広田まゆみが噛みついた!顔に傷のある女が嫁にも行けないのか」 地下鉄に乗れなくなりました。地域訪問に行くと、「あれ、傷ないね」と言われたり、インドネシアの留学生の皆さんの里親の会では、留学生の方がおずおずと、「広田さん、噛み付いたんですか。。。?」と聞かれたり。今では、笑い話ですが、当時は、たいへんでした。事の発端は、そもそも、当時は、1期生が議員総会で発言するなど、もってのほか。ということ、だったらしいです。 さてさて、紆余曲折を経て、今回は、4分という知事総括質疑の時間をいただきました。改めて、こども政策の議論をする議会に恵まれことに感謝しますが、その機会を、結果に繋げられなかったことは申し訳なく思います。 私以外の議員が、あるいは、他の会派が、この問題を取り上げていたら、もう少し前進したのでしょうか?残念に思うこともあります。「仲間づくりが必要だよ」と、他会派の先輩議員が声をかけてくれました。 「置かれた場所で、咲く。」 16年、議員をやってきて、私がたどりついた今の心境です。そこからどうやってタンポポのように綿毛を飛ばしていくか。そこが、もし、当選できたらですが、次の期の課題ですかね…。
長文を最後まで読んでくださってありがとうございます。さて、来年の3月8日周辺には、どんなイベントが企画されるのでしょうか?今から楽しみですね。明日も楽しくなりますように! The post もはや昭和ではない~3月8日は国際女性でした。 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.02.06 |
北海道の強みを活かした観光、教育、そして減災に貢献~4期目の約束チェック③
こんばんは!ほんとうは、1月末までに、書き上げたかった4期目の約束チェックですが、立春を超えてしまいました。反省。 さて、5期目に挑戦するにあたり、立春以降に、新しい後援会事務所(4月10日ごろまでの事務所)をかまえて活動する予定にしております。恒例となりました、4期目の時に掲げた4つの挑戦の進捗状況を、自己評価になりますが、まず、このブログにて、みなさんに情報共有し、随時、公式サイトもリニューアルしていきたいと考えています。
アウトドア推進議員連盟をつくり、地域の自然や文化にお金がまわる観光、北海道の強みを活かした教育、そして、減災に貢献します。まず、2019年時点でみなさんにお示した内容は、以下のとおりです。
アウトドア事業推進のために具体的に何ができたか?アウトドア推進議員連盟は、現時点ではつくれていません。北海道議会においては、そうした議員連盟をつくることはできませんでした。今後、どのような形がいいのか、必要性も含めて再検討していきます。 アドベンチャーツーリズム→アドベンチャートラベルの推進は道の重点施策になりました。https://events.adventuretravel.biz/summit/hokkaido-2023 現知事の公約にアドベンチャートラベルの推進が盛り込まれていたこともあり、アドベンチャートラベルの世界会議が誘致されるなど、北海道庁の観光振興の大きな柱として、アドベンチャートラベルが盛り込まれたことは大きな成果と言えます。私としては、これまで、長年、北海道運輸局が積み上げてきた成果に光があたったものと受け止めています。なので、アドベンチャートラベルとは何か、これまでの観光事業と何が異なるか、その学びのために、オンラインセミナーなども企画をいたしました。
サステイナブルツーリズムについての勉強会を開催北海道運輸局が、ある意味、専門性を持って、特化して、積み上げてきてくださったアドベンチャートラベルに対して、広域自治体である北海道は何をするべきなのか。それも、4期目の私のテーマでもありました。アドベンチャートラベルと並行して、というよりも、その土台を支えるものになりうる「サステイナブルツーリズム」についての情報共有、理解の促進の場を設けました。
現在、北海道においては、アドベンチャートラベルに即した新しいアウトドアガイド制度が策定されました。ただし、実際に、アウトドア事業者のみなさんは、個人事業主が多かったり、後継者がいなかったりなどの課題を抱えています。これまでのものづくりを中心とする産業振興から、北海道の自然や、日々の暮らしそのものが、ある意味で「商品」となる。しかし、それは消費され枯渇するものではなく、お金という資源や、地域に対する誇りも再生産していくような観光業、アウトドア事業の振興が可能なのかどうか、挑戦してみたいと思います。 The post 北海道の強みを活かした観光、教育、そして減災に貢献~4期目の約束チェック③ first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.02.06 |
独立型太陽光発電の普及など、災害に強い地域、白石区を~4期目の約束チェック④
こんばんは。昨日は、銭湯には行けずに、思い切って月寒温泉まで行ってしまった広田です。毎回恒例になっております、改選期ごとの約束チェックのブログは、本来は、1月末日に仕上げる予定でした。諸般の事情で集中した時間がとれず、この日になってしまいました。関係者のみなさん、ごめんなさい。 さて、約束チェックの4番目です。 独立型太陽光発電の普及など、災害に強い地域、白石区をつくります。まず、2019年時点でみなさんにお示した内容は、以下のとおりです。
コロナ禍以前には、DIY型の独立型太陽光発電のワークショップやSNS講座が開催できました2019年には、独立型太陽光発電の講座、ワークショップを白石区内の数カ所で開催しました。2020年以降は、残念ながら、コロナ禍をきっかけに、ワークショップは継続はできていません。今後は、地元の工務店さんなどとも連携した形で、DIY型の太陽光パネルの設置や、蓄電池の設置などの小さなとりくみもふくめ、独立型太陽光発電などを推進できる取り組みを進めていきたいと思います。
SNS講座も、2019年には、実施することができました。実際にSNS講座を実施した時のPR動画がこちらです。
高齢者の方々のなかには、スマホなんてできないよ、SNSなんて、関係ないよとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。しかし、スマホやSNSを使いこなして、遠くのご家族とつながったり、安否確認ならぬ幸せ確認のために、SNSが役立っている事例もあります。地域のみなさんのためのSNS講座なども、引き続き企画していきます。 コロナ禍のなかでも、大きな活動となったのが、コミュニティFMでした。4期目がスタートした時、連合北海道のさんのご縁で、最初、厚別区のコミュニティFMのお話が来ました。SDGsなどの観点で番組をつくりたいとのご相談でした。実は、東日本大震災の直後からコミュニティFMに注目して、災害時のためにも、日常的に番組を持つことができないか模索していました。当時は、なかなかご縁が結べずにおりましたが、喜んでお受けすることにしました。すると、不思議なことに、厚別区のコミュニティFMをお受けして30分もしないときに、全くの偶然だったそうですが、白石区のコミュニティFMさんからもお話をいただいたのです。厚別区のコミュニティFM「FMドラマシティ」さんの番組は、6月からスタート。白石区のコミュニティFM「エフエムしろいし」さんの番組は、7月からスタート。コロナ禍にも、地域の実践者のみなさんをゲストにお迎えしながら番組を進めてきました。Facebookでライブ配信し、YouTubeにもアーカイブを残しています。 例えば、がん患者の方が、たまたま、放送を聴いていて、患者会や医療機関につながったり、お店などの紹介をしたら、ラジオを聴いて、お店を訪ねてくださったり。小さいですが、日常的な交流が、防災・減災につながることを期待しています。
広田まゆみのすっきりマンデー(毎週月曜日午前10時30分から11時30分)
広田まゆみのイノベーション北海道(毎週水曜日19時から20時)※5回水曜日がある日は1日お休み
4期目に、予期せぬ形ではじまった2つのコミュニティ放送ですが、地域の実践者のみなさんの活動に、私自身が学ばせていただく、そして、その場所は公開され、アーカイブも残っています。政治のスタート、政策のスタートが、誰からもアクセスできる公開できる場所にあるということが、私自身の政治姿勢の大きなテーマでもあります。防災の観点からだけではなく、議員活動の「見える化」の観点からも、引き続き、継続していきたいと考えています。 The post 独立型太陽光発電の普及など、災害に強い地域、白石区を~4期目の約束チェック④ first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.30 |
自然学校、自然保育、こどもの外遊び環境の保障~4期目の約束チェック②
みなさん、こんにちは。本日も、銭湯よりもブログを優先してしまったお風呂難民の広田です。 さて、5期目に挑戦するにあたり、立春以降に、新しい後援会事務所(4月10日ごろまでの事務所)をかまえて活動する予定にしておりますが、恒例となりました、4期目の時に掲げた4つの挑戦の進捗状況を、自己評価になりますが、まず、このブログにて、みなさんに情報共有し、随時、公式サイトもリニューアルしていきたいと考えています。
すべての市町村において、自然保育、自然学校など、子どもの外遊び環境を保障します。まず、2019年時点でみなさんにお示した内容は、以下のとおりです。
こどもたちの未来のために、実際に行ってきたこと一般質問などにより、知事に直接提言を重ねています知事に対し、直接提言を重ねてきましたが、残念ながら、現時点で北海道は消極的です。代表的な質問の議事録は下記のリンクからご参照ください。 ↓こちらから動画でもごらんいただけます。↓ http://pref-hokkaido.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=3481 簡易議事録はこちらをどうぞ↓ https://hiromaru.jp/wp_hiromaru/wp-content/uploads/2022/03/20220311_002.pdf
こどもの外遊び環境の保障などをテーマにFacebookライブインタビュー地方議会議員のみなさんに毎週日曜日にインタビューしていましたが、その同じ枠で、こどもの外遊び環境の保障をテーマにしたプレイヤーのみなさんにインタビューをしました。コミュニティFMの番組などでも、こどもの外遊び環境保障などをテーマに、実践者のお話を聴く機会をもちました。 今後も、実践者のみなさんの実践交流に学ぶしくみ、そこから、こどもの育ち、遊び環境の保障を制度や社会の中で支えるしくみを構築するための提案やアイデアが集まり、それを道政に反映できるしくしみを検討していきたいと思います。
こども基本法の制定を契機とした議論活性化にむけた準備2022年にこども基本法が背定されました。北海道未来セミナーでこども基本法を受けて自治体ができることなどのテーマに情報共有、学びの場をつくりました。前長野県池田町教育長 竹内延彦さんの講演は、公開OKをいただけましたので、こちらからご覧ください。 市民立の小学校設立を側面支援
自然学校開業研究会の主催から北海道アウトドアフォーラムの参加へ2017年にスタートした自然学校開業研究会は、旧議会庁舎から新議会庁舎への移行、コロナ禍などを経て、残念ながら開催ができていません。2017年当時の記録をここに共有します。 自然学校開業研究会の学びのつながりのなかから、北海道アウトドアフォーラムという広範なアウトドア事業者が一堂に会するフォーラムの存在を知り、2018年に、このフォーラムでの意見交換のなかで、アウトドア議員連盟の発足をめざすきっかけにもなりました。ですので、アウトドア議員連盟設立の挑戦の報告にも重なりますが、2019年10月31日には、5回目をむかえた北海道アウトドアフォーラムに、「アウトドア×地方議会」というテーマで、自然学校の経営の経験のある元地方議会議員の方にきていただき、みなさんの意見を聴く分科会を設定しました。 そこで、私がたてた目標は、来年(2020年)のワークショップまでに、アウトドア事業推進のための政策研究会で具体的な課題解決をしたいと掲げました。2020年以降は。コロナ禍でアウトドアフォーラム自体がオンライン開催や人数制限による開催になるなどのなかで、アウトドアフォーラムには残念ながら参加できていません。アドベンチャートラベル推進の動きなどのなかで、自然保育、自然学校、アウトドア事業推進に向けた人財育成や支援など、新たな枠組みで再挑戦していきたいと思います。
以上、こども基本法に関連して、こども政策に集中した形で、改めて、自然保育、自然学校、野外学校などを応援できるしくみづくりに取り組んでいきます。 最後まで、読んでいただいてありがとうございます。 The post 自然学校、自然保育、こどもの外遊び環境の保障~4期目の約束チェック② first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.29 |
社会企業家的地方議員®を100名誕生させよう!~4期目の約束チェック①
みなさん、こんにちは。最近は、銭湯よりもブログを優先してしまうお風呂難民の広田です。 さて、5期目に挑戦するにあたり、立春以降に、新しい後援会事務所(4月10日ごろまでの事務所)をかまえて活動する予定にしておりますが、恒例となりました、4期目の時に掲げた4つの挑戦の進捗状況を、自己評価になりますが、まず、このブログにて、みなさんに情報共有し、随時、公式サイトもリニューアルしていきたいと考えています。
社会企業家的地方議員®100名の誕生をめざします社会企業家的地方議員®とは?まず、2019年時点でみなさんにお示した内容は、以下のとおりです。
学びの仲間の佐藤奈緒子さんから、「社会企業家的地方議員」についてお話させていただく機会をいただきました。よかったら、ご視聴ください。
社会企業家的地方議員®というコンセプトは、これまでの学びの流れとも、シンクロしてきました!半議員半X「議員のなり手不足問題の深刻化を乗り越えてー〈地域と地域民主主義〉の危機脱却手法」(著:江藤俊昭山梨学院大学教授に⦅当時⦆)には、このように書かれています。 もともと、半農半Xというコンセプトに興味をもっていた私には、この「半議員半X」という言葉に、なるほど!と思いました。
半議員半Xについて、より詳しく知りたい方は、下記のブログを是非ご覧ください。
社会企業家×地方議会議員ドラッカー実践研究の第一人者 佐藤等先生からは、イノベーションとは、すでに今存在している異なる資源の新結合により、新しい価値を見出すものであり、私の掲げた「社会的地方議会議員」というコンセプトに期待する応援メッセージもいただきました。佐藤等先生のすすめにより、社会企業家議員について、商標登録もとらせていただきました。
具体的にどんな取り組みをしてきたか「社会企業家的地方議会議員」というコンセプトについて情報発信2019年11月22日には、札幌市内で社会企業家的地方議員についての勉強会を開催。続く、11月23日には、半農半Xというコンセプトの提唱者である塩見直紀さんと、実際に、社会企業家的地方議員のモデルとも言うべき地方議員のみなさんとのお話会も開催いたしました。
2020年1月26日には、ローカルマニフェスト推進連盟創生北海道地区協議会主催のフォーラムで、社会企業家的地方議員というコンセプトについて発表させていただきました。
2020年には、社会企業家的地方議員のためのドラッカー読書会を開催。
現在、毎月1回の地方議員や非営利組織の方を中心としたドラッカー読書会を継続中です。 ↓お申し込みはこちら↓ Facebookライブインタビューで地方議会議員の活動を見える化!地方議会議員って何しているの?と題して、全国の地方議会議員のみなさんにFacebookからライブインタビューをしてきました。ライブ配信動画のアーカイブがうまくまとめられていないのですが、20名を超える方にインタビューしています。 地域でさまざまな実践をする地方議会議員の活動の「見える化」により、女性や若い世代の議員のなり手を増やすことを目標に行いました。そのなかの一部をブログで紹介していましたのでご覧ください。 どっさりラボを開催~社会企業家的地方議員がいる地域の未来を描こう一般社団法人サステナビリティ・ダイアログさんと協働で、社会企業家的地方議会議員®などの地方議員が、もし、あなたのまわりに「どっさり」いたら、あなたはどんな北海道の未来、地域の未来を描きますか?ということをテーマに、ワークショップを開催しました。たしかに、社会企業家的地方議員の誕生は、目的ではなく、手段なので、とても良い視点をいただきました。2023年の10月に、このどっさりラボの続編も企画しています。
https://dossarilab.peatix.com/?lang=ja 引き続き、社会企業家的地方議員®というコンセプトをより研究し、共通言語、共通認識を持つ人を増やしながら、では、具体的に、社会企業家的地方議員®によって、どんな地域の未来をめざすのかを、より明確にしていくのが5期目の4年間の課題だと思います。 最後まで読んでくださってありがとうございます。 The post 社会企業家的地方議員®を100名誕生させよう!~4期目の約束チェック① first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.17 |
麻農家は日本に何戸あると思いますか?日本の伝統を守り未来につなげるために~三重県視察2日目(10月18日)
日本国内に麻農家は何戸あると思いますか?三重県で唯一の麻農家である谷川原さんご夫妻の作業場におじゃましました。たいへんな作業です。
私たち日本人の多くが、毎年一度は手を合わせる神社。神社にはしめ縄や鈴緒、お祓いのための「精麻」はかかせませんが、 なんと日本には、麻農家は10戸ほどしかいません。(現在、北海道にもゼロとなっています)その結果、化学繊維や外国産が当たり前に使用され、結果として、国産の麻製品を作る技術を継承するのは、かなり危機的状況になっています。後継者がいて、さらに、実習生を受け入れて研修できる農家さんは、栃木県の農家大森由久さん一軒だけとなっているそうです。三重県の谷川原さんご夫妻も、大森さんのところで研修をうけられたそうです。
ここに先立ち、株式会社伊勢麻の松本信吾さんのご案内で圃場も拝見。
この8年間の毎年の免許申請の大変さなどもお話しをうかがいました。さまざまな壁を乗り越えながら、8年間、取り組み続けたみなさんに心から感謝です。 最後に、一般社団法人麻産業創造開発機構理事長でもある皇學館大学新田均教授に大学施設をご案内いただきました。 今後の産業用ヘンプの振興には、大学との連携は欠かせないものです。三重県では、三重大学が新たな品種改良などのため、試験研究を開始する予定です。北海道においても、大学や公的試験研究機関などとの連携により、麻農家や麻関連事業者の育成、振興に取り組むべきですね。 1月15日の北海道新聞社の記事をご紹介しておきます。 いろいろ宿題もいただきました。私は、北海道の自立と持続可能な発展のため、産業用ヘンプ推進は重要なポイントだと思ってきましたが、改めて、日本の伝統文化の継承にも貢献したいと思いました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。 The post 麻農家は日本に何戸あると思いますか?日本の伝統を守り未来につなげるために~三重県視察2日目(10月18日) first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
2023.01.17 |
ヘンプ(産業用大麻)ってご存じですか?「大麻=マリファナ」ではありません。~三重県視察1日目(2022年10月17日)
昨日1月15日に北海道新聞に産業用ヘンプの活用推進に関する記事が出ていました。昨年2022年10月17日、「北海道議会産業用ヘンプ推進研究会」の視察で、三重県におじゃましていました。 SNSでは、視察状況を報告していたのですが、遅ればせながらですが、ブログでも、その時の視察状況を報告します。 「北海道議会産業用ヘンプ推進研究会」については、下のブログをごらんくださいね。
【北海道議会産業用ヘンプ推進研究会】8月7日 北海道の自立のために再結成 | 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ (hiromaru.jp) 「大麻」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?「マリファナ=大麻」ではありません。世界の多くの国では、THCという酩酊成分が基準以下のものは、プラスチックの代替として高級自動車の内装であったり、
地球環境や、人の健康にも優しい断熱材への使用などがされています。これらは、「産業用ヘンプ」として、いわゆる嗜好用のマリファナとは別に扱うべきですが、日本の現行法制度では、大麻草そのものを取り締まりの対象としていたので、活用は進んでいませんでした。 2022年9月、厚生労働省の第4回大麻規制検討小員会が開催され、「とりまとめ(案)」が公表。昨年から、大麻取締法の見直し検討が進められています。
大事なポイントとしては 大麻草そのものの部位規制から、実際に検査に基づく成分規制にすること。伝統的な活用だけではなく、多様な栽培目的を認める。過度な栽培規制を廃止する。などが案として示されています。 2022年6月には、閣議決定された国の骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)において この動画がとてもわかりやすいです。 大麻取締法改正へ・・・どうなる?日本の「大麻栽培」【経済記者解説】|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド) (tv-tokyo.co.jp) 産業用大麻活用推進に向けて改革が進む三重県三重県では、これまでの実践者のみなさんの苦労や、
県議会議員谷川 孝栄さんの質問などにより、
THC(酩酊成分)が一定の基準以下であれば、これまでの法のもとで、大麻栽培に求められていた防犯カメラや高い塀の設置などを求めない「大麻取扱指導者要領」の改定がすでに行われています。余談ですが、今回、三重県議会の本会議風景の動画を拝聴しましたが、北海道議会とくらべると非常に自由闊達で刺激を受けました。 伊勢麻として、日本古来の伝統文化の継承のため取り組みを進めてきた三重県の取り組みに学びながら、北海道、北海道議会として何ができるのか、北海道ヘンプ協会など実践者のみなさんとも連携して、早急に対応していかなければなりませんね。このヘンプの問題のみならず、議会改革、道政改革のモデルも、リアルな意見交換の中で学ばせていただきました。お時間いただきありがとうございました。 さて、この翌日は、早朝から実際に、伊勢麻栽培の圃場などを拝見しました。続きは、改めて。 最後まで読んでいただいてありがとうございます。 産業用大麻(ヘンプ)に関する過去のブログをここにまとめてみました。よかったらご覧ください。 産業用大麻 | 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ (hiromaru.jp) The post ヘンプ(産業用大麻)ってご存じですか?「大麻=マリファナ」ではありません。~三重県視察1日目(2022年10月17日) first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |