北海道議会議員 広田まゆみ オフィシャルサイト - 記事一覧
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| 2026.04.16 |
【「女を修理する男」を観てー戦争と性暴力、その背景にある構造を考える】
【「女を修理する男」を観てー戦争と性暴力、その背景にある構造を考える】3月27日は、ドキュメンタリー映画『女を修理する男』の上映会を主催。観終わったあと、すぐに言葉にできない、そんな重さのある作品でした。いつもよりも、時間をかけてアンケートを記入してくださる方も。
この映画は、コンゴで性暴力の被害を受けた女性たちを治療し続けてきた医師、デニ・ムクウェゲ氏の活動を追ったものです。これまでに4万人以上、怖ろしいことに乳幼児をも含む女性たちを診てきたとされ、その現実の深刻さに、ただ圧倒されました・・・
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| 2026.04.04 |
【緊急提言!美々川の未来を守るために、いま私たちができること。―4月10日締切のパブリックコメントに声を届けましょう―】
【緊急提言!美々川の未来を守るために、いま私たちができること。―4月10日締切のパブリックコメントに声を届けましょう―】https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tki/publiccomment.htmlこんにちは。マイペース北海道議会議員の広田まゆみです。3月31日の午前中は、緊急開催された美々川流域の開発行為に関する勉強会に参加しました。まだ、消化しきれていないところもあって、もっと深くお伝えすべきところもありますが、急を要するのでご容赦ください。道庁関係者のみなさんも広域自治体の道が果たすべき役割について、再考をお願いしたく思います。
![]() < 美々川・ウトナイ湖を襲う開発の波>![]() 苫小牧市の美々川流域において、市街化調整区域の規制を一部緩和し、物流施設などを建設可能にする動きが進んでいます。
美々川は、ラムサール条約登録湿地であるウトナイ湖の「生命線」です。ここには準絶滅危惧種のタンチョウや多くの渡り鳥が生息しています。
![]() 特に、ウトナイ湖は冬期間、全面凍結するために、美々川流域の河畔は重要な役割があるそうです。物流倉庫の建設のために河畔林が伐採されれば、騒音や光を遮る緩衝地帯(バッファー)が失われ、野鳥たちの生息環境は破壊されてしまいます。
詳しくは、日本野鳥の会のこちらのサイトをご参照ください。
さらに、排水や土砂流入によるウトナイ湖の水質汚濁や水温変化も強く懸念されています。この地域にしかいない水草などもあるとのこと。美々川の透明度や低水温が非常に重要だそうです。
![]() <「縦割り」の土地利用制度という壁>私は、総合政策常任委員会や、第1回定例道議会予算特別委員会においても、道内の土地利用管理の在り方を問い続けてきました。
現在、北海道の土地利用は、都市計画法、森林法、自然公園法などが個別に運用されており、広域的・統合的に把握する仕組みが極めて不十分です。
驚くべきことに、都市計画区域は道内面積のわずか約8%にとどまり、また、自然公園などの保護区以外の周辺地域を含め、土地利用の枠組みは必ずしも明確ではありません。また、保護区域であっても、今後、気候変動の影響をはじめ、ほんとうに保全すべき地域とのギャップもあることを可視化することが緊急に求められています。
知事は「地域との共生」を掲げていますが、現状の制度では開発行為を、広域自治体の道が、主体的に調整することに限界があります。今こそ、AIなどのDXや、科学的知見(GIS等)に基づき、どこを守りどこを利用するかを示す「土地利用ビジョン」の策定が不可欠ではないでしょうか?
現在、美々川流域の開発検討は、市街化調整区域に該当するため、都市計画法の手続きにのっとって、粛々と進められていますが、現実問題として、生物多様性保全を担当する環境生活部には、事前の協議や相談はなかったようです。
改めて、北海道としての水資源の流域管理や、地域の開発行為における審査についても、担当部まかせにするのではなく、総合計画や他部の計画や施策との整合性をしっかり調整するしくみが必要だと痛感しています。
美々川流域の開発検討のあり方を、これからの北海道の未来に繋げていく機会とすべきです。
![]() <4月10日締切、パブリックコメントで声を!>現在、道では「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」の中間見直しを行っており、4月10日までパブリックコメントを募集しています。 一度壊してしまった自然は二度と元には戻りません。
道庁に対し、いったん立ち止まって考えることを含め、地域と自然との共生の視点に立った実効性のある取り組みを求めていきたいので、是非、北海道にお住いのみなさんの声をお寄せください。
![]() 私は、パブリックコメントには、参加をしませんが、今後、議会質問なとにおいて、知事及び北海道庁に対し、単なるスローガンとしての「共生」ではなく、以下の実効ある取り組みを強く求めたいと思います。ネイチャーポジティブ(自然再興)の実現: 生物多様性の損失を止め、回復させる具体的な施策の導入流域単位での水資源保全: 行政区域を越えた、水系全体での土地利用調整情報の可視化と透明性: 土地利用のデータをオープンデータ化し、道民も参画できる体制の整備_______
皆様のひとつの声が、行政を動かす大きな力になります。良質な投資先として、世界的な企業に選ばれる北海道であるためにも、ただ投資を呼び込むための補助金や規制緩和だけではなく、自然環境保全のための北海道ルールは必要です。
美々川、そして北海道の未来のために、ぜひパブリックコメントにご参加ください。
【パブリックコメント詳細はこちら】
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| 2026.04.03 |
一人では何もできない、でも、まず、1人からはじめる北海道の住民自治~3月23日政経セミナー報告
一人では何もできない、でも、まず、1人からはじめる北海道の住民自治こんばんは。マイペース北海道議会議員の広田まゆみです。3月23日に開催した政経セミナーの報告をさせてください。実は、衆議院選挙から時を経ても疲れがなかなか癒えないなかで、第1回定例道議会を駆け抜けてきましたが、このセミナーで何かを抜け出せたような気がしています。メインの講師は、前ニセコ町長の片山健也さんにお願いし、実践報告としては、「NPO法人きたのわ」の宮本奏さん、「bokashi base/ sunny side farm オーナー」の大倉準さんにお越しいただきました。北海道の未来につながる大切な実践報告については、また、別にご紹介します。このブログでは、片山健也さんからのお話を中心に共有させてください。
![]() 地方自治体とは、地方政府であると同時に「住民の自治機構」改めてニセコ町というまちの“凄味”を知った夜だった。「1人では何もできない」よく言われる言葉だ。でも、ほんとうに突き抜ければ、できないことはないはずだ。そう勇気をいただいた夜だった。
![]() ニセコ町のまちづくり基本条例は、日本で最初の自治基本条例だ。多くの自治体では、首長がまちを二分するような選挙で交代すると、すぐに、良い政策であっても否定される。少なくとも、ニセコ町の自治体経営の基本的な姿勢が首長の交代によってぶれることがないよう制定された。
「日本国憲法92条の自治の本旨は、住民自治と団体自治。地方自治体とは、地方政府であると同時に『住民の自治機構』である。主権者は住民である。したがって、すべての政策の出発点は、住民の視点からスタートし、住民の持続可能な暮らしと安心の確保である」これが、ニセコ町の自治体経営の基本である。この条例は、ニセコ町の全世帯にポケット版として印刷して配布されている。
![]() 公式サイトからダウンロードもできるので、是非、一度読んでいただきたい。
条例は、使うためにある。ニセコの繁栄の土台にあるもの![]() ニセコ町のすごいところは、この理念を実装するために、まずは、職員の研修を本氣でやる。予算も逢坂町長(当時)誕生直後に300万円から5倍へ増額し、海外での先進事例も学ぶ。中央政府の政策に追随するだけでは、まちの農業も守れない。自治体職員が学ばないとニセコの未来はないと、議員にも伝え、反対の声が多いなか、今でも研修には力を入れる。
さらに、町民が学ぶ機会を作り続けている。
学ぶのは、もちろん、研修だけではない。道の駅となったニセコビュープラザや図書館の計画など多くの公共事業が、まず、「白紙」からスタートした。庁内でも役場が選択肢を示さないと混乱する、住民から責められるなどの危惧の声があったが、「場」の設定をすることで、まさにその現場で、住民の声から職員が学ぶ。住民が相互に議論する。
ニセコのパウダースノーも一朝一夕で知名度を得たわけではない。ニセコエリアにおいて、丹念に雪崩事故を防ぐための研究やルールづくりが、オープンで、外からの有識者含め、関係者が自分ごととして蓄積し、記録し、発信し、その記事が国際メディアにも取り上げられ、今にいたる。ある意味、模倣困難である。誰もニセコには、なれないかもしれない。
そんな日常が、ニセコ町では積み重ねられてきた。
どんな計画も、2か月たてば古くなる。だから常に見直し続けるさらに、片山さんは、どんな制度も計画も、2ヶ月たてば古くなると話す。なので、この自治基本条例も4年に1回アップデートを繰り返している。まちづくりの憲法、ニセコ町まちづくり基本条例は、自治の本質がぶれないために存在し、かつ、使いたおすために存在している、そんなふうに思った。
地域通貨、性能発注、ニセコルールの社会的価値の評価などなど、常に先を見越して学び続けてきた片山さん、そして、ニセコ町のこれまでのお話に、まだまだ私も甘いと思い知らされました。
北海道の自然環境保全や、観光のホスピタリティに具体の提言もいただいたので、ニセコで始まっている「すでに起こっている未来」に学びながら、私にできる最善を尽くしたいと思います。
1人では何もできないーよく言われることですが、まず1人からはじまるも、また真実。改めて、当日お越しいただいたみなさんと、一緒に片山さんの実践の経験や知を、次の世代に繋いで、発酵させていく時間を作れたらなと、思いました。また、ご相談、ご案内させてください。
![]() 毎週月曜日の「エフエムしろいし」の番組でも、セミナーについて少しお話しました。よかったらご覧ください。 |
| 2026.03.17 |
北海道の障がい者条例を現実を変える力に― 幻となった知事総括質疑と、これからの課題 ―
北海道の障がい者条例を現実を変える力に― 幻となった知事総括質疑と、これからの課題 ―もっと知って使ってほしい“条例”の基盤
先日3月13日の北海道議会予算特別委員会では、北海道が全国に先駆けて制定した「北海道障がい者条例」の実効性について質問しました。この条例は、私が1期生の頃に議員提案の政策条例として、北海道議会の全会一致で可決されたものです。障がいのある方の権利擁護や差別の解消、そして「暮らしやすい地域づくり」を進めるための重要な基盤です。地域づくり委員会など、当事者参加の仕組みも整えられてきました。 理念は現実を変えているのか一方で、その理念が、現実の課題解決にどこまでつながっているのか――この点については、なお検証が必要だと感じています。 今回の質疑では、合理的配慮の推進や地域づくり委員会の役割について確認しました。保健福祉部からは一定の取組が進められているとの答弁がありましたが、制度の枠組みにとどまらず、社会の中に残る課題にどう向き合うかが問われていると感じました。 たとえば、旧優生保護法のもとで行われた強制不妊手術の問題や、障害福祉サービスが65歳で介護保険に移行する、いわゆる「65歳問題」は、司法判断によって差別の存在が明らかになった事例です。 さらに、2024年の法改正により、民間事業者にも合理的配慮の提供が義務化されました。差別解消は、行政だけでなく、社会全体で取り組む段階に入っています。 幻となった知事総括質疑こうした背景を踏まえ、私は今回、条例を単なる理念ではなく、課題解決の仕組みとしてどう活かしていくのかを知事に問う総括質疑を準備していました。 その内容は、次の2点です。
まず1点目は、公共発注の姿勢についてです。知事は、再生可能エネルギーの分野において、法令違反のある事業者からは電力を購入しないという姿勢を示しています。公正な競争を確保するうえで重要な判断です。 その考え方を踏まえれば、障がい者就労を支える企業や福祉事業所に対する公共発注についても、より明確な姿勢が求められるのではないでしょうか。 私は、調達目標の明確化や実績の見える化など、公共調達を通じて社会的価値を示していく取組を強化すべきではないかと問いかける予定でした。
2点目は、北海道障がい者条例そのものの活かし方についてです。北海道は、全国に先駆けて条例を制定し、地域づくり委員会などの仕組みも整えています。 しかし、旧優生保護法の問題や65歳問題のように、司法判断によって差別が明らかになった課題に対して、これらの仕組みを十分に活かしきれているのかが問われています。 こうした課題は、個別の申し立てを待つだけではなく、社会の中で明らかになった問題を行政が受け止め、政策として改善していくことが必要です。 私は、知事が本部長を務める地域づくり委員会を含め、この条例の仕組みを、差別や生きづらさを解決していく政策基盤としてどのように活かしていくのかを問う予定でした。 しかし今回は、会派として経済政策を中心とした質疑構成とする判断があり、これらの論点については知事総括として取り上げることができませんでした。
次の議会に向けていわば「幻の知事総括」となりましたが、この問いそのものが消えるわけではありません。 北海道は、全国に先駆けて障がい者条例を制定した自治体です。 今、問われているのはそのことだと考えています。 次の一般質問の機会なども見据えながら、条例を「理念」から「実効性」へとつなげていくための議論を、引き続き積み重ねていきます。 The post 北海道の障がい者条例を現実を変える力に― 幻となった知事総括質疑と、これからの課題 ― first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
| 2026.03.12 |
女性が「休んだ日」が国を変えた ―映画『女性の休日』を観て思ったこと―
女性が「休んだ日」が国を変えた―映画『女性の休日』を観て思ったこと―こんにちは。 北海道議会議員の広田まゆみです。 札幌のミニシアター で、映画 がアンコール上映されています。(13日まで) この映画を観て、胸が震えるような体験をしました。 国が止まった一日1975年10月24日。 アイスランドの女性の 90%が仕事も家事もすべて休んだ 日があります。 女性たちは職場を離れ、家事も育児もしない。 つまり、社会を支えている「女性の労働」を一日止めたのです。 その結果どうなったか。 学校は閉鎖。 工場は止まり、銀行も回らない。 多くの男性が子どもを職場に連れて行き、社会は大混乱。 そこで初めて、多くの人が気づいたのです。 女性が社会を支えているという事実に。 この運動は、その後の政治参加や社会改革につながり、 今やアイスランドは世界経済フォーラムの ジェンダーギャップ指数 で長年世界1位を続ける国になりました。 小さな勇気が連帯になる瞬間映画の中で、特に心を揺さぶられたエピソードがあります。 約20人の船の乗組員の中に、女性が3人いました。 海の上で働く彼女たちは、 陸で起きている女性たちのムーブメントを知り、 「私たちも休む」 と決断します。 男性中心の船の職場で、 その決断がどれほど勇気のいることだったか。 しかし、その小さな決断が、 全国の女性たちの連帯の一部になっていく。 その場面で、私は思わず涙が出ました。 「家の嫁」から「社会の嫁」へ?日本では、2000年に 介護保険法 が成立しました。 娘や嫁が担ってきた介護を、 社会全体で支えようとする制度です。 多くの先輩たちの努力によって作られた、 本当に大切な制度です。 しかし25年がたった今、 こんな声も聞こえてきます。 「家の嫁から、社会の嫁になっただけではないか」 介護や保育の仕事の賃金や地位が、 なかなか上がらない。 そこには、日本社会に根強く残る 固定的な性別役割意識 があるのではないかと思うのです。 男性がその職場に入って初めて、 「この給料では家族を養えない」 と問題提起が起きる。 そんな構造を、私は何度も見てきました。 「広田まゆみ」として生きる私はこれまで、 いわゆる「家族的責任」を担う人生を選びませんでした。 シングルです。 けれど正直に言うと、 女性であることよりも、 「広田まゆみ」であること の方が大変でした。 この社会は、 「みんなと同じ」であることを強く求めます。 異端を嫌う社会です。 「嫌われる勇気」という言葉が流行ったことがありますが、 私には、あまり勇気は必要ありませんでした。 むしろ 嫌われてなんぼ という感覚で生きてきました。 たぶん、幼い頃に 「空気を読まない」と決めたのだと思います。 それでも、連帯は力になるそんなふうに生きてきた私ですが、 今日この映画を観て、 連帯 団結 という言葉の強さに、改めて胸を打たれました。 社会を変えるのは、 完璧な人ではありません。 一人ひとりの 小さな勇気です。 その勇気がつながったとき、 社会は動く。 1975年のアイスランドがそうだったように。 もしよかったら この映画、ぜひ観てみてください。 きっと、 それぞれの人生の中での 「小さな一歩」 を考えるきっかけになると思います。 3月8日は、この映画を観た後に、 国際女性デーにちなんだ街頭活動でした。 こんな話をしましたよ。よかったらご覧ください。 The post 女性が「休んだ日」が国を変えた ―映画『女性の休日』を観て思ったこと― first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
| 2026.03.11 |
3.11を忘れない ― 竹あかりと風呂敷が教えてくれる命を守る知恵
3.11を忘れない ― 竹あかりと風呂敷が教えてくれる命を守る知恵こんにちは。 マイペース道議会議員の広田まゆみです。 3月11日が近づくこの時期、東日本大震災をどのように記憶し、次の世代へ伝えていくのかを改めて考えています。 先日のラジオ番組「すっきりマンデー」では、そんな想いにつながる二つの取り組みをご紹介しました。
一つは「追悼竹あかり」、そしてもう一つは、日本の暮らしの知恵である「風呂敷」です。 「集まらずして、あの日を忘れない」追悼竹あかりまずご紹介したのは、「3.11 東日本大震災 追悼竹あかり」の取り組みです。 今年のテーマは 「集まらずして、あの日を忘れない」。 大きなイベントとして集まるのではなく、それぞれの場所で静かに灯りをともす。 失われた尊い命を想い、同じ悲劇を繰り返さないために祈る――そんな静かで力強い活動です。 今回番組に出演してくださった横山芳江さんは、仲間たちと寒い倉庫で竹を加工し、手作りの「竹あかりセット」を準備されています。 そのセットを車に積んで、今まさに各地へと届けて回っているそうです。 「できるうちは灯し続けたい」 その言葉に込められた想いには、私も胸を打たれました。 復興支援につながる「竹あかりセット」竹あかりセット(LEDライト付き)は、 1セット1,000円の支援金をお願いしており、全額が復興支援に充てられます。 私の事務所でも、数セットですが販売協力をさせていただいています。 試しに灯してみましたが、竹からこぼれる柔らかな光がとても印象的でした。
一つでも多くの場所で灯りがともり、東日本大震災からの学びが風化しないことを願っています。 現在、販売や受け渡しに協力してくださっている場所は次の通りです。 【豊平区】 ・株式会社平岸グランドビル ・FMアップル(受け渡し可) ・平岸ハイヤー だるまホール(受け渡し可) 【中央区】 ・cafeきねずみ(三岸好太郎美術館1階/受け渡し可) ・横山整骨鍼灸院(受け渡し可) ・お香 微笑 【厚別区】 ・Radio YAMASHO FMドラマシティ(受け渡し可) 【西区】 ・ことに大和家(受け渡し可) 広田まゆみ事務所としても、少しですが、受け渡し会場としてご協力しています。 災害時にも役立つ「風呂敷」の知恵番組の後半では、横山さんからもう一つ大切なお話を伺いました。 それが、日本の伝統文化でもある「風呂敷」です。
風呂敷は、普段はエコバッグとして使えるだけでなく、 ・リュック ・三角巾 ・応急手当の固定布 など、災害時にもさまざまな形で活用できます。 一枚の布が、状況に応じて形を変え、命を守る道具になる。 そこには、先人たちが積み重ねてきた暮らしの知恵が詰まっています。 災害の記憶を、暮らしの知恵へ日本は自然災害の多い国です。 北海道でも、地震や豪雨、そして厳しい冬の災害など、さまざまなリスクと向き合いながら暮らしています。 だからこそ、災害の記憶を「出来事」として終わらせるのではなく、 暮らしの中の知恵として次の世代へ伝えていくことが大切だと感じています。 竹あかりの灯りも、風呂敷の知恵も、特別なものではなく、 人と人を思いやる日常の中から生まれてきた文化なのかもしれません。 災害の記憶を風化させないために竹あかりで灯すこと。 風呂敷で包むこと。 形は違いますが、そこに共通しているのは、 「誰かを想う心」ではないでしょうか。 災害の記憶を風化させないこと、そして命を守る知恵を暮らしの中に広げていくこと。 それもまた、私たちの社会の大切な責任だと思います。 よろしければ、ぜひ番組の動画もご覧ください。 The post 3.11を忘れない ― 竹あかりと風呂敷が教えてくれる命を守る知恵 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
| 2026.03.10 |
猫と野球と世界のこと ―穏やかな時間のために、いま世界を考える
猫と野球と世界のこと―穏やかな時間のために、いま世界を考える保護猫と一緒に野球を見ながら感じた穏やかな時間。
保護猫とWBC観戦3月8日の夜は、地域の福祉事業所の方に誘っていただき、保護猫たちと一緒にWBCを観戦しました。 猫たちがのんびり過ごす空間で、みんなで野球を応援する時間。
スポーツには、人をつなぐ力があります。 世界では暴力の連鎖が続いているしかし、世界に目を向けると、状況は決して穏やかではありません。 ウクライナ戦争、ガザでの悲劇、そして米国とイスラエルによるイラン攻撃と、それに対する報復。 こうした中で、日本政府は安全保障を理由に軍備増強を進めています。 フィンランドとの長い交流そんなことを考えさせられたのが、3月7日に参加したフィンランド大使の講演でした。
北海道とフィンランドの交流は、日本の公式外交より古い歴史を持ちます。 18世紀、日本の船がロシアで難破した際、船員を救ったのはフィンランド出身の科学者エリック・ラクスマンでした。
その後、1972年の札幌冬季オリンピックを契機に交流は深まり、1977年にはフィンランド語講座が始まりました。料理、音楽、クロスカントリースキー、そして最近ではモルック。北海道の暮らしの中にフィンランド文化は静かに根付いてきました。 地政学的に深まる新たな連携こうした草の根交流の上に、いま新たな協力関係も生まれています。 フィンランドは長く軍事同盟に入らない政策を続けてきましたが、ロシアのウクライナ侵攻を受け、NATOに加盟しました。 北海道もまた、ロシアに近い地域にあります。道民の命と暮らしを守るため、安全保障の問題から目を背けることはできません。その重みもヒシヒシと感じてきたところです。 スペイン首相の言葉
しかし同時に、世界がどこへ向かうのかについて、もう一つの視点も必要です。 スペインの首相は、イランをめぐる危機についての演説でこう語りました。 「問題は、私たちがアヤトラ(イランの宗教最高指導者)を支持するかどうかではない。 そしてこうも言います。 「違法行為に対して別の違法行為で応じることはできない。それは人類の大惨事につながる。」 世界が病院の建設を止め、ミサイルを生産するとき、利益を得るのはごく一部の人間だけだという指摘も印象的でした。 北海道から考える安全保障安全保障とは、本来、人々の暮らしを守るためのものです。 北海道は、日本の食料供給やエネルギー、豊かな自然環境という重要な基盤を担う地域です。 文化交流、若者の往来、科学技術協力、先住民族同士の知恵の共有。 穏やかな時間のために保護猫たちと野球を見ながら感じた穏やかな時間。 本当に守るべきものは何か。 北海道から、穏やかな暮らしを守るための「本当の強さ」を考えていきたいと思います。 The post 猫と野球と世界のこと ―穏やかな時間のために、いま世界を考える first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
| 2026.03.08 |
ひなまつりに考えた「選択する自由」 ―3月8日 国際女性デーに思う夫婦別姓
こんにちは。 3月8日は国際女性デー。
夫婦別姓は家族を壊す?衆議院選挙の期間中、街頭活動をしていたときのことです。 「夫婦別姓は、日本の家族制度を壊すものだ。」 若い女性が、強い口調でそう抗議してきました。 私はマイクを通して、こんなことをお伝えしました。 自由とは何か。 そして、選択できる自由には、責任も伴います。 選択的夫婦別姓は、 同じ姓がいい人はそのままでいい。 それだけのことです。 選択的夫婦別姓とは現在、日本の民法750条では、 しかし世界の多くの国では、 実際、法律で夫婦同姓を義務づけている国は、 日本では1996年に法制審議会が制度導入を答申してから、 それでも、まだ実現していません。
地方議会からも声この問題は、国会だけの話ではありません。 全国の地方議会でも、 北海道でも議論が続いていますが、 地方議会の役割の一つは、 家族のあり方も、 私自身の経験から私はシングルですので、 ただ、以前、地方の農村で暮らしていたとき、 今回、街頭で強く反対を訴える女性の姿を見て、 男女雇用機会均等法など、 だからこそ、 選択できる社会へすべての人に別姓を求めているわけではありません。 同じ姓を選ぶ人も、 そんな社会をつくること。 それが「選択的」という言葉の意味だと思います。 来年のひなまつりには3月3日のひなまつり。 「どちらでも未来が選べる時代が来ることを願って」 そんな思いを込めて投稿しました。 来年のひなまつりには、 急がなくてもいい。 そんな思いで、 |
| 2026.03.06 |
理想を問い続けながら、現実に備える〜北海道から考える新しい安全保障
「理想だけでは国は守れない」 そう言われる時代のなかで、私たちは何を大切にするべきなのでしょうか。 北海道から、安全保障のあり方を改めて考えてみたいと思います。 こんにちは。 マイペース北海道議会議員の広田まゆみです。 3月2日、北海道議会に「北欧諸国との交流議員懇話会」が設立されました。 北欧諸国には、ジェンダー平等や社会政策など学ぶべき点が数多くあります。一方で武器輸出国でもあり、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、安全保障政策も大きく動いています。 世界はいま、大きく揺れています。 理想と現実のあいだで先の衆議院議員選挙の結果を受けて、私はあらためて日本の進む道を考えています。 日本国憲法、とりわけ前文に掲げられている平和の精神は、日本が次の世代に受け継ぐべき大切な価値だと私は思っています。 しかし同時に、その理想だけでは人々の不安に十分応えられていないのではないか。 そんな焦りのような気持ちも、正直に言えば感じています。 「理想だけでは国は守れない」 そう言われる現実が、いま世界の中にあります。 疲労感や焦燥感をぬぐえないまま、それでも理想を手放さず、どう現実と向き合うのか。 迷いながら活動している、というのが今の私の率直な心境です。 理想は、現実に敗れるためにあるのではありません。 現実を少しでも理想に近づけるためにある。 私はそう思っています。 核の傘の下にいる日本の葛藤日本は日米安全保障条約のもとで、アメリカの核抑止力に依存しています。 しかし日本は、広島と長崎で原子爆弾の被害を受けた唯一の被爆国でもあります。 被爆国でありながら核の傘の下にいるという構造に、私はこれまでずっと葛藤を感じてきました。 さらに、日本は地震国であり火山国でもあります。その国で「原子力の平和利用」という選択をしてきたことについても、科学的・合理的に見て本当に正しかったのだろうかという疑問が、私の中では決してなくなりません。 核兵器は、日本にとって決して抽象的な問題ではありません。 だからこそ私は問い続けたいのです。 「私たちは本当に、平和主義をこの地球上で実現するために努力しきったのだろうか。 」 日本は核兵器不拡散条約の締約国ですが、核兵器禁止条約には参加していません。 安全保障環境を理由とする判断だと言われれば、その現実も理解は、できます。しかし、理想が難しいからといってすぐに現実へ引き戻される前に、理想の実現のためにどこまで努力したのか。その検証は必要ではないでしょうか。 軍隊を持たない国という選択実際に、軍隊を持たないという選択を制度として続けてきた国もあります。 コスタリカは1948年に軍隊を廃止し、教育や福祉、環境政策へと国家の資源を振り向けてきました。 もちろん、その背景には地政学的条件や地域の状況もあります。どの国にも同じ選択ができるわけではありません。 それでも、「軍事力に依存しない国家像」を制度として示してきた例があることは、私たちの視野を広げてくれます。 安全保障とは本当に軍事力だけで成り立つものなのか。 社会の安定や人々の安心はどこから生まれるのか。 この問いを、私たちは改めて考える必要があるのではないでしょうか。 北欧に学ぶ「社会のレジリエンス」では、日本はどうでしょうか。 そして北海道はどうでしょうか。 私は北海道議会議員として、まず道民の命と暮らしを守る責任があります。 ここで参考にしたいのが、北欧諸国で重視されている「国民保護」の考え方です。 そこでは安全保障を、軍事だけの問題として捉えてはいません。 シェルター整備/食料備蓄 /エネルギー確保/ サイバー対策/ 情報リテラシー教育 /自治体の危機対応力の強化 国家だけではなく、市民、企業、自治体が役割を持つ 「社会全体のレジリエンス」という発想があります。 それは戦うための準備というより、社会そのものが崩れない力を育てる考え方です。 北海道の安全保障を再定義する北海道は、日本の「暮らしの安全保障」を考える最前線なのかもしれません。 北海道には大きな可能性があります。 日本有数の食料生産基地。 豊富な風力や地熱などの再生可能エネルギー。 広大な土地と水資源。 しかし現実には、エネルギー代金や企業利益の多くが域外へ流出しています。 稼ぐ力はあるのに、残す力が弱い。 ここを変えることこそ、北海道の安全保障の核心ではないか。 私はそう考えています。 北海道の安全保障を、次の三つで再定義したいと思います。 ① エネルギー自立 ② 食料の高付加価値化 ③ 地域経済の循環強化 エネルギーを地域で生み出し、地域で使う。 農産物を加工し、ブランド化し、利益を地域に残す。 お金が地域の中で循環する構造をつくる。 これが、私の考える北海道の自立です。 自立とは孤立ではありません。 依存を減らし、地域の意思決定力を高めることです。 北海道からつくる、新しい強さ核抑止に依存している現実は、すぐには変えられないかもしれません。 しかし、理想を問い続けることをやめない。 そして同時に、足元から社会の強さを積み上げていく。 国を守ること、安全保障とは、遠い国の戦車やミサイルの話だけではありません。 食べ物。 電気。 仕事。 地域のつながり。 それらすべてが、安全保障です。 理想を問い続けながら、現実に備える。 軍事だけに頼らない強さを、経済と暮らしの基盤から築く。 北海道から「暴力に頼りすぎない強さ」をつくる。 それが、私の目指すこれからの道です。 みなさんはどう考えますか安全保障とは何でしょうか。 軍事力でしょうか。 それとも、社会の強さでしょうか。 北海道の未来を考えるうえで、みなさんの考えもぜひ聞かせていただけたらと思います。 そして北海道議会の場でも、こうした「暮らしから考える安全保障」について、これから議論していきたいと思います。 みなさんは、どんな社会が本当に「強い社会」だと思いますか。 The post 理想を問い続けながら、現実に備える〜北海道から考える新しい安全保障 first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |
| 2026.03.05 |
北海道の「強み」を未来へつなぐー令和8年広田まゆみ道政報告会・新春のつどい
北海道の「強み」を未来へつなぐー広田まゆみ道政報告会・新春のつどいこんにちは。マイペース北海道議会議員の広田まゆみです。2月28日に、毎年恒例の「新春のつどい・道政報告会」を白石区の本郷会館にて開催させていただきました。
皆さまにお配りした最新の道政だより「ひろまる通信」には、2023年5月からスタートした道議会第32期の活動レポートを掲載させていただきましたので、その内容を、こちらに、共有させていただきます。ちなみに、この活動報告の文章は、生成AIに、私の公式サイトやYouTubeなどの内容を読み込ませて作成したものです。 ![]() 北海道の「強み」を未来へつなぐー広田まゆみ・道議会第32期 活動レポート(2023年5月〜現在)1. 第32期道議会の幕開けと「社会企業家的地方議員」の決意
2023年5月、北海道議会は第32期の歩みを始めました。札幌市白石区選出の広田まゆみは、5期目の当選を果たし、これまでの経験と学びを北海道の自立のために捧げる決意を新たにしました。 2. 「4つの挑戦」:北海道をアップデートする具体策今期、広田が最優先で取り組んでいるのは、4つの重点目標です。これらは単なる公約ではなく、北海道の持続可能性を左右する本質的な課題です。 ①森や自然を活用した「自然保育」の確立
北海道の豊かな自然は最大の強みですが、実は「森のようちえん」のような自然保育制度の導入において、北海道は先進県に後れを取っています。 ② 「地域循環型経済」へのシフト
「大きなお金」を呼び込むだけでなく、地域内で「お金を回す」仕組みづくりを提唱しています。 ③ 災害に強い地域づくり(エネルギーと情報)
2018年の全道停電(ブラックアウト)の教訓を風化させず、市民一人ひとりが備えられる体制を推進しています。 ④ 社会企業家的地方議員100名の誕生地域課題をイノベーションで解決するリーダーを育成しています。現在、賛同者はまだ少数ですが、市町村議会のなり手不足解消のためにも、この新しい議員像を全道に広げるべく、学習会を継続しています。 3. 議会での質疑:子ども・環境・人権を守る第32期においても、広田は文教常任委員会や予算特別委員会などで、道民の生活に直結する鋭い質問を行ってきました。
• 学校給食のオーガニック化: 食料安全保障の観点からも、学校給食での地場産・有機農産物の活用を推進し、子どもたちの健康と地域の農業を守る議論を前進させています。 • 農林水産業の未来: 有機農業の推進や、100年先の森を守るための「自伐型林業」の支援、障がい者雇用の推進についても具体的な提言を行っています。 4. 徹底した「みえる化」と対話の場づくり広田の最大の特徴は、議会の外での圧倒的な活動量と発信力にあります
• 北海道未来セミナー(毎月22日): 1期目から続く学習会をオンライン化し、アーカイブとして公開。行政、NPO、議員が水平に関係性を築き、先進事例を学ぶ場をデザインしています。※現在、休止中 • ひろまる相談サロン: 白石区内の各地で、個別の道政相談会を継続。地域の切実な声を直接、政策に反映させるパイプ役を果たしています。
• メディアを通じた発信: 5. 結びに:微力であるが無力ではない 政治は、制度をつくることだけが目的ではありません。制度が機能しない現場にこそ足を運び、当事者の「強み」に光を当て、共に解決策を見つけ出していく。それが広田まゆみの目指す政治の姿です。 The post 北海道の「強み」を未来へつなぐー令和8年広田まゆみ道政報告会・新春のつどい first appeared on 北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ. |




「民族対立」という言葉では見えていなかったもの

































